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【予想スタメン】リーグ戦6戦未勝利の柏、“天敵”名古屋を下して下位脱出を目指す

今節スタメン起用が濃厚の大津祐樹(左) [写真]=Getty Images

名古屋グランパス 負傷者多数、中盤の守備力が最大の不安要素

 プラスマイナスの収支をどこまでプラスに転じさせることができるか。柏を相手に名古屋が良い結果を得るためには、試合運びの巧みさが求められることになる。昨季以上の負傷者の多さに悩まされる西野朗監督だが、柏戦へ向け最大の不安要素として挙げるのが中盤の守備力だ。得点力不足解消のために回帰した4-2-3-1の布陣は、新潟戦で一定の結果を得られたものの、小川佳純と磯村亮太がボランチを務めるメンバー構成はお世辞にも守備力があるとは言えなかった。ポゼッションが得意な柏に対し、指揮官は「中盤の守備力が足りない」と漏らしており、復帰した大武峻のアンカー起用も視野に入れつつ、20日のゲームプランを練っている最中だ。

 その大武は、4バックの中央としてスタメン起用される可能性も出てきており、スタミナ面に不安を抱えながらも、練習では持ち味の展開力でチームに新たな攻撃パターンをもたらしている。カウンターが主体になることが予想される試合だけに、奪ってからの速い攻めの一手として、大武のロングフィードは注目だ。

 そのパスを得点に結びつける役がノヴァコヴィッチのみというのはバリエーションとして物足りないが、彼がイングランドを相手に乾坤一擲のカウンターを沈めてきたのはチームにとっても好材料。日本代表で出番のなかった永井謙佑とともに、守備陣の奮闘を最高の結果に結びつける働きに期待が懸かる。(今井雄一朗)

■名古屋予想スタメン
4-2-3-1
GK
楢崎正剛
DF
矢野貴章
大武峻
竹内彬
本多勇喜
MF
小川佳純
磯村亮太
小屋松知哉
矢田旭
永井謙佑
FW
ノヴァコヴィッチ

柏レイソル 先発起用が濃厚の大津は完全復帰間近

 1試合未消化ながら、15位と苦しい状況が続く柏。ただ、試合内容自体は悪くなく、むしろ直近の浦和戦、広島戦は相手を上回るパフォーマンをしたにもかかわらず、少ないチャンスを相手に決められてしまった。勝ち切れない試合が続いている。

 その原因は、4月から週2試合ペースの過密日程を続けてきたことで、リカバリーと対戦相手への対策に時間を取られ、戦術面の統制を図れる時間がなかったことが挙げられる。

 そういう意味では、第15節から約2週間開いた期間は、柏にとって戦術の整理、修正を行う絶好の機会となった。ミーティング、練習中の確認作業といったコミュニケーションを欠かさずに行うことで、「課題はだいぶクリアされた」(工藤壮人)という。

 レアンドロが別メニュー、さらに全体練習に加わっても早めに切り上げている点は気掛かりではあるが、一方で前節の広島戦で活躍した大津祐樹がさらにコンディションを上げており、名古屋戦でのスタメン起用が濃厚になってきた。また、中断期間中に行われた流通経済大との練習試合では、柏の守備の要である近藤直也が主力組に入って60分間プレーし、完全復活が間近に迫っていることを窺わせた。

 名古屋はここ3年間、公式戦では一度も勝てていない“天敵”。だが、その苦手の相手を破るとともに、リーグ戦6戦未勝利を食い止め、上昇の足がかりをつかみたい。(鈴木潤)

■柏予想スタメン
4-3-3
GK
菅野孝憲
DF
キム・チャンス
鈴木大輔
中谷進之介
輪湖直樹
MF
武富孝介
茨田陽生
大谷秀和
FW
クリスティアーノ
工藤壮人
大津祐樹



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