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旗手怜央と前田大然が今季初ゴール! セルティック、前半に守護神退場も3発快勝

2023.09.24

旗手(左)と前田(右)揃い踏みでセルティックが快勝 [写真]=Getty Images

 スコティッシュ・プレミアシップ第6節が23日に行われ、セルティックとリヴィングストンが対戦した。

 昨季国内3冠を達成したセルティックは、ブレンダン・ロジャーズ監督体制となった今季も開幕5試合を4勝1分と無敗で駆け抜けている。一方、19日に行われたチャンピオンズリーグ・グループE第1節のフェイエノールト戦では2名の退場者を出した末に0-2で敗北。リヴィングストンとのアウェイゲームでは欧州での嫌な流れを断ち切れるだろうか。セルティックはスコティッシュ・プレミアシップで今季初スタメンとなる旗手怜央を筆頭に、古橋亨梧前田大然も先発に名を連ねた。岩田智輝はベンチスタートとなり、小林友希はメンバーから外れている。

 試合は立ち上がりからセルティックが攻め立てる3分に旗手が強烈なミドルシュートを放つと、直後の6分にはボックス内でスルーパスを引き出した古橋がゴールに迫るも、どちらもゴールには至らない。13分にはペナルティエリア左のスペースへ飛び出し、グレッグ・テイラーからのパスを引き出した旗手が相手に倒されてPKを獲得する。このPKを旗手自身がゴール右に蹴ると、GKシャマル・ジョージにコースを読まれたものの、シュートは脇下をかすめてゴールに吸い込まれた。

 幸先良く先手を取ったセルティックだったが、28分にはアクシデントが発生。ペナルティエリア外に飛び出して敵陣からの浮き球スルーパスをクリアしようとしたGKジョー・ハートが、リヴィングストンのモウ・サンガレを倒してしまう。ハートにはレッドカードが提示され、セルティックは残る60分強を10人で戦うこととなった。

 前半はこのままセルティックの1点リードで折り返すと、後半の立ち上がりに再び相手ゴールを脅かす。48分、敵陣低い位置でテイラーからのパスを受けた旗手が右へ繋ぐと、アリスター・ジョンストンを経由して右サイド大外に流れていた古橋にボールが渡る。古橋が縦に仕掛けてクロスボールを送ると、ファーサイドに走り込んだ前田はジャストミートさせることができなかったが、GKに弾かれたボールをマット・オライリーが押し込んだ。数的不利のセルティックが後半の早い時間帯でリードを広げた。

 その後はセルティックが2点をリードしたまま試合終盤に突入。後半アディショナルタイムには敵陣中央でセカンドボールを拾った前田が、切り返しで対峙した相手を置き去りにすると、ペナルティエリア手前右寄りの位置から左足を振り抜く。ファーサイドを狙った一撃を突き刺し、勝利を決定付けた。

 試合はこのままタイムアップ。数的不利の中でもセルティックが3ゴールを奪って完勝を飾り、リーグ戦に限定すると3連勝を記録した。旗手は61分に岩田と交代し、古橋は71分までプレー。前田はフル出場を果たした。なお、旗手と前田のゴールは嬉しい今季初得点となっている。

 次節は30日に行われ、セルティックはマザーウェルと、リヴィングストンはセント・ジョンストンと、それぞれ敵地で対戦する。

【スコア】
リヴィングストン 0-3 セルティック

【得点者】
0-1 14分 旗手怜央(PK/セルティック
0-2 48分 マット・オライリー(セルティック
0-3 90+5分 前田大然セルティック

By サッカーキング編集部

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