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マンCから逃げ切ったスパーズ、PSG戦の教訓から指揮官が伝えた三つのこと「言うは易く行うは難しだ」

2025.08.24

シティを撃破したスパーズのフランク監督 [写真]=Getty Images

 トッテナム・ホットスパー(スパーズ)を率いるトーマス・フランク監督が、23日のプレミアリーグ第2節マンチェスター・シティ戦を振り返った。同日にイギリスメディア『フットボール・ロンドン』が伝えた。

 スパーズはブレナン・ジョンソンとジョアン・パリーニャの得点で前半のうちに2点を先行すると、そのまま逃げ切って敵地で完封勝利。5得点無失点の連勝スタートを切った。

 フランク監督はマンチェスター・シティ戦後、「選手たちのパフォーマンスを非常に誇りに思う」と選手たちを称賛。次のように試合を振り返り、内容・結果ともに満足感を示した。

「最初の35分間は互角だったが、シティの方が我々よりも優勢だったと思う。自分たちのやりたいことをやり続け、素晴らしいゴールを決め、大きなメンタリティの変化があった。それで少し勢いが変わったかもしれないが、私たちが主導権を握って2-0で折り返した」

「後半はとても良かったと思う。相手がプレッシャーをかけてくると思われた時間帯、私たちはハイプレッシャーに対してとてもアグレッシブで、常に3点目を狙う意識を持ち、とても前へ出ていたと思う。それから、クリーンシートはとてもうれしい。口にするほど簡単なことではないからね」

 スパーズはリーグ開幕前に行われたUEFAスーパーカップでも欧州王者パリ・サンジェルマン(PSG)を追い詰めたものの、同試合は2点リードを追いつかれて、PK戦の末に惜敗していた。フランク監督は「ハーフタイムでそのことに言及した」と明かし、PSG戦で得た教訓が会心の勝利につながったことを認めた。

「(私が伝えたのは)疲れていたとしても続けなさい。それがまず一つ。二つ目は、ボールを持っている時に勇敢であり続けなさい。そして三つ目は、ハイプレスを受けても負けないこと。だが、言うは易く行うは難しだ。どの試合からも学びがある。望む結果を得られなかった試合からは、きっとより多くのことを学べるだろう。守備の原則はますます強化されているし、あとはメンタリティが重要だと思う。こういう試合に勝つためにはメンタリティが必要だ」

 新指揮官の下で攻守にソリッドさを取り戻したスパーズの実力は本物なのか。次節は30日に行われ、ホームでボーンマスと対戦する。

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By サッカーキング編集部

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