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白星発進のスパーズ指揮官、「年間ベストゴール」の9番を称賛「仕事ぶりは並外れていた」

2025.08.17

バーンリー戦で2ゴールを挙げたリチャーリソン [写真]=Getty Images

 トッテナム・ホットスパー(スパーズ)を率いるトーマス・フランク監督が、16日のプレミアリーグ開幕節バーンリー戦を振り返った。16日にイギリスメディア『フットボール・ロンドン』が伝えた。

 昨季はヨーロッパリーグ制覇を成し遂げたもののリーグ戦で17位に終わったスパーズは、アンジェ・ポステコグルー監督の後任として、ブレントフォードで実績を残したフランク監督を招へい。“レジェンド”韓国代表FWソン・フンミンのロサンゼルスFC移籍など血の入れ替えが進むなか、ミッドウィークに行われたUEFAスーパーカップでは欧州王者パリ・サンジェルマン(PSG)を追い詰めたが惜敗していた。

 ホーム開幕戦となったバーンリー戦は、ブラジル代表FWリチャーリソンのボレーシュートで10分に幸先よく先制。さらに60分、リチャーリソンがアクロバティックな“バイシクル”で追加点をもたらす。その6分後にブレナン・ジョンソンが勝利を決定づける3点目を奪ったスパーズは、昨季2部でわずか16失点だった昇格組を一蹴して白星スタートを飾った。

 フランク監督は試合後、「完璧なスタート、もしくは夢のようなスタートだ。この勝利に続かなければいけないことは私たち全員が理解している。最高とまでは言わないが、全体的に良いパフォーマンスだったと思う。プレミアリーグに簡単な試合はひとつもない」とスタート成功を喜んだ。

「(日程への)文句は言わないよ。試合間隔が2日だろうと、3日だろうと、4日だろうと、たとえ1日であったとしても、チームの準備に全力を尽くすことを約束する。ただ、PSGは明日の夜プレーするのに対し、私たちは今日試合を行った。誰が日程を決めているのかは知らないが、もう少し選手たちのことを考えてあげてもいいんじゃないかな。だが、私たちのメディカル部門とパフォーマンス部門が最高の仕事をしてくれたおかげで、選手たちも万全の準備ができた」

 また、フランク監督は2ゴールを挙げたリチャーリソンに対し、「2つのチャンスをものにし、勝利に貢献してくれるストライカーがいる。彼は称賛に値する。彼はPSG戦でも非常に良かったし、今日も、チームを牽引し、連係プレー、ボールキープ、そして2つのフィニッシュと、その仕事ぶりは並外れていた。これほど早くゴール・オブ・ザ・シーズンが決まったのは少し残念だね。間違いなく受賞候補だ」と、ジョークを交えて惜しみない賛辞を送った。

「パフォーマンス部門やメディカル部門が彼を整えるために最高の仕事をしてくれた。それは継続的なことであり、シーズンを通して見ていかなければならないことだ。まだシーズン2試合目であり、先は長いが、彼に関しては非常にポジティブだった。リチャーリソンのことはずっと気に入っていた。エヴァートンでプレーしていた時は、いつもいい選手だと思っていたし、トッテナムに来た時は、ケガに苦しんでいたのは知っている。彼はアンラッキーでもあった。だから私たちは、リチャーリソンを鍛え、守る必要があると強く認識している」

「シーズンが始まる前から、彼が重要な役割を果たすだろうという期待を持っていた。それは今も変わっていない。もう少し長い時間をかけて証明する必要があるが、最初の兆候はいい」とリチャーリソンのさらなる活躍に期待を寄せたフランク監督。次節はいきなりの大一番を迎え、4-0の大勝スタートを飾ったマンチェスター・シティと23日に敵地で対戦する。

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By サッカーキング編集部

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