2016.08.08

PK戦を制して勝ち進んだ浦安フットボールクラブが、3年ぶりにEXILE CUP中国大会優勝

サッカー総合情報サイト

 7月26日、小学4年生から6年生を対象としたフットサル大会「EXILE CUP 2016」の中国大会が岡山県で初めて開催された。2010年のワールドカップ・南アフリカ大会をきっかけに始まったこの大会は今年で7年目を迎え、4000名以上の子どもたちが参加。年々、エントリー数が増え続け、各エリアの大会で参加上限をさらに上げているが、中国大会でも100チーム近くの応募があり、この日は厳正な抽選によって決まった52チームが、夏空の水島緑地福田公園 サッカー場兼ラグビー場(岡山県倉敷市)に集まった。

 開会式を終え、参加者全員で行なったウォーミングアップは、大会のスペシャルサポーター、EXILE ÜSAさん考案の「EXダンス体操」。はじめのうちははにかんだ表情を見せていた子どもたちも、「Choo Choo TRAIN」の動きに差し掛かると、リズムに乗り、最後には弾ける笑顔が目立った。

 午前9時半、グラウンドに設けられた6つのコートで一斉にキックオフの笛が鳴った。1ブロック4チームによる予選リーグのスタートだ。ピッチサイドからチーム関係者と父兄らの声援が響く。注目は昨年の中国大会覇者で、全国大会で準優勝した「HIRO FC」(岡山)、2014年大会優勝チームの「八雲スポーツ少年団サッカー部」(島根)、2013年大会優勝チーム「浦安フットボールクラブ」(岡山)。テンポよくボールを回すチーム、個人技でゴールを決めていくチーム、守備の堅いチーム、さまざまな持ち味を発揮しながら、ほぼ予定通りの13時46分に、各チームは3試合を戦い終えた。

 14時過ぎに行なわれた決勝トーナメント組み合わせ抽選会では、ÜSAさんと劇団EXILEのメンバーが登場し、挨拶を行なった。休憩時間には、ボールボーイを務める少年たちと軽くゲームを行なうなど、和やかなシーンが繰り広げられ、訪れた人々から熱い視線が注がれた。

 そしていよいよ16チームが参加する決勝トーナメントがスタート。各コートで、予選の疲れも見せず、狙いのはっきりとした丁寧なプレーが続いた。準々決勝の4試合のうち、2試合がPK戦にもつれこむ接戦。「浦安フットボールクラブ」(岡山)は、GKの吉國幸輝君が3本を止める好パフォーマンスで、PK戦を制して準決勝に進んだ。

 決勝トーナメント1回戦で前年大会のチャンピオン、「HIRO FC」が敗れる波乱も巻き起こる中、決勝に進んだのは、「アヴァンサールフットボールクラブjr」(岡山)と「浦安フットボールクラブ」。中盤でのボールの奪い合いが続いたが、前半終了間際、浦安の10番、西山琉ノ介君が先制。さらに後半、浦安の11番、塚雄太君がFKを直接決めて、2点リード。その後、「アヴァンサールフットボールクラブjr」が1点を返したが、2-1で浦安が勝利した。浦安の選手たちに、もっとも印象に残っている場面を聞くと、全員が「PK!」と元気よく答えた。試合を見ていた人も、「GKが顔面でボールを止めるのを見て、このチームが勝つなと思った」と言うほど、気迫あふれる戦いだった。戦いを終えた監督は、「今日プレーしてくれた選手全員にありがとうと言いたい。全国大会にも、いつも通りの練習をして臨みます」と話した。

取材=尾原千明 写真=近藤 駿

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