2012.11.16

【J1第32節プレビュー】浦和 vs 広島-互いの目的地へ-

 上位、下位ともに大混戦となっている今季のJリーグ。第32節では、3位浦和と首位広島の上位決戦が組まれている。

 第31節を消化した時点で、優勝の可能性は4チームにしぼられた。勝ち点58で首位に立つ広島、勝ち点2差で追走する仙台、同9差で浦和と名古屋が追いかける展開となっている。

 今季は残り3節。数字上では優勝の可能性を残している浦和だが、広島との得失点差は24と大きく離れている。優勝の可能性は、限りなく低いと言えるだろう。この状況下で、浦和の目標はACL出場権を獲得できる3位以内でのフィニッシュに変更された。

 直近3試合は、浦和が1分2敗、広島が1勝1分1敗。両チームともに調子が良いとは言いがたい。通算対戦成績は、浦和が25勝5分17敗で勝ち越しているものの、最近4試合は1勝2分1敗と拮抗している。

 最近3試合で7失点を喫し守備に不安を残す浦和に対し、広島は今季のアウェー戦でリーグトップの30得点を記録。3位を死守したい浦和は得点ランクトップを走る佐藤はもちろん、2列目の森崎兄弟、高萩の飛び出しを十分に警戒する必要があるだろう。

 この一戦が今季の最終順位に大きな影響を及ぼすことは間違いない。浦和は頂点を目指しつつACL出場圏内維持へ、広島は悲願のリーグタイトルへ。互いの目的地に近づけるのはどちらのチームだろうか。運命の一戦は11月17日(土)14時キックオフ。