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古豪の復活、新生力の台頭で“新陳代謝”を一層印象付けた2011-12シーズン

2012.05.18

ワールドサッカーキング 2012.06.07(No.216)掲載]

 2011-12シーズンも、いよいよ19日のチャンピオンズリーグ決勝を残すのみとなりました。現時点ではリーグ・アンの行方が分かっていませんが、モンペリエないしパリ・サンジェルマンの戴冠となれば、ユヴェントス、レアル・マドリー、マンチェスター・シティーの復権と併せて“新陳代謝”を一層印象付ける1年の締めくくりとなることでしょう。

 このシーズンの終盤には、サッカー界にとって大きなテーマも浮上したように思います。クラシコやチャンピオンズリーグでのバルセロナの敗北、あるいはヨーロッパリーグでのビルバオの敗北は、ボール支配とパスワークを信奉する者に大きな徒労感と少なからぬ不信感を抱かせたのではないでしょうか(少なくとも私はそう)。半月後に幕を開けるユーロ2012、そこでの王者スペインの戦いぶり如何では、来シーズン、いわゆる攻撃サッカーからの“揺り戻し”もあるかもしれません。

 結果が伴わなくなったスタイルや戦術はやがて廃れゆきます。ただ、様々なスタイルの存在が、サッカーの魅力に奥行きを与えているのは確かです。ビラノバやビエルサと選手たちが壁を打ち破り、次なるポゼッションサッカーの進化を見せてくれることを期待して、新たなシーズンを待ちたいと思います。

「ワールドサッカーキング」編集長 前田 拓(@otsumamiking

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