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【ブンデスリーガ第30節】岡崎慎司、チームを残留に導けるか。そして新監督のハノーファーは?

2015.04.24

xxx during the Bundesliga match between 1899 Hoffenheim and 1. FSV Mainz 05 at Wirsol Rhein-Neckar-Arena on February 28, 2015 in Sinsheim, Germany.
Photo by Getty Images

第29節 日本人選手の振り返り

 マインツの岡崎が2ゴールの大活躍で、Kicker誌が選ぶマン・オブ・ザ・マッチ、さらには第29節のベスト11、MVPにも選出された。

 フライブルク戦の前半39分、マインツはGKからの深めのパントキックを、右サイドで受けたハイロが中央へ送るとゴール前のマリが空振り。しかし、そのこぼれ球を岡崎が押し込み、押されていたマインツが先制。さらに前半ロスタイムにはゴール前の混戦から、岡崎がこの日2ゴール目。マインツはリードを守り切り、残留に向け貴重な勝ち点「3」をアウェイであげた。

 ドルトムントの香川もパーダーボルン戦で、ダメ押しとなる3点目をマーク。今シーズン終了での退任を発表したクロップ監督に送る一撃となった。後半35分、相手のパスミスをカットしたムヒタリアンが、ゴール前にボールを入れると香川がDFとGKをかわし、落ち着いてゴールへ流し込んだ。これが香川の今季3ゴール目となった。

◆第29節 日本人選手の採点
※Kickerの採点は「1」が最高、「6」が最低評価
※Kicker日本語版はこちら http://www.kicker-japan.com/

●フライブルク 2-3 マインツ○
・岡崎慎司(マインツ)先発:フル出場:2ゴール、Kicker採点:1.5

○ドルトムント 3-0 パーダーボルン●
・香川真司(ドルトムント)先発:フル出場、1ゴール/kicker採点:3.0

△ヘルタ・ベルリン 0-0 ケルン△
・原口元気(ヘルタ・ベルリン)先発:フル出場/kicker採点:5.0
・細貝 萌(ヘルタ・ベルリン)ベンチ外:負傷/kicker採点:なし
・大迫勇也(ケルン)先発:フル出場/kicker採点:4.5
・長澤和輝(ケルン)先発:62分で途中交代/kicker採点:4.5
※日本人選手3人が出場したが得点に絡むことなくスコアレスドロー。採点はやや低めになった。

△フランクフルト 0-0 メンヒェングラートバッハ△
・長谷部誠(フランクフルト)先発:フル出場/kicker採点:3.0
・乾 貴士(フランクフルト)ベンチ:出場なし/kicker採点:なし
※長谷部は先発。中盤を引き締め、前への推進力もあった。

○レヴァークーゼン 4-0 ハノーファー●
・清武弘嗣(ハノーファー)先発:フル出場/kicker採点:5.0
・酒井宏樹(ハノーファー)先発:フル出場/kicker採点:5.0
※序盤から主導権を握られ完敗。終盤には2人でチャンスを作るも得点に至らず。

○アウクスブルク 2-1 シュトゥットガルト●
・酒井高徳(シュトゥットガルト)ベンチ:出場なし/kicker採点:なし

△ヴォルフスブルク 1-1 シャルケ△
・内田篤人(シャルケ)ベンチ外/kicker採点:なし

第30節 日本人選手のみどころ

 残り5節となったブンデスリーガ。首位のバイエルン・ミュンヘンと2位のヴォルフスブルクとの勝ち点差は「12」。バイエルン・ミュンヘンが今節に優勝を決める可能性がある。

 また、日本人選手が所属するクラブも、それぞれの目標に向けてラストスパートしている。内田篤人の所属する5位・シャルケは、4位との勝ち点差が「12」と開いたため、5・6位のヨーロッパリーグ出場確保が現実的な目標となった。

 そのシャルケは今節、岡崎慎司所属のマインツと対戦する。前節、ゴール前での嗅覚、前線からのチェイシングで、さすがの働きを見せた岡崎は2ゴールで勝利に貢献。残留争いから抜け出すための、大きな勝ち点「3」をマインツにもたらした。

 一方のシャルケは、ここ5試合で1分4敗と勝ち点を伸ばせず、UEFAチャンピオンズリーグ出場はほぼ絶望となった。7位のブレーメンも勝ち点差「4」と迫っており、6位以内の確保に向けても、今節は勝利が必要だ。

 その他に日本人選手が所属するクラブで、ヨーロッパリーグの可能性があるのは香川真司のドルトムントと、長谷部誠、乾貴士のフランクフルト。ともに6位までの勝ち点差は「6」。今節は挑戦権をかけた直接対決が行われる。

 残留争いでは清武弘嗣、酒井宏樹のハノーファーが15位、酒井高徳のシュトゥットガルトが17位と苦戦している。13戦勝ちなしで、2015年未勝利のハノーファーはコルクト監督を解任し、フロンツェック新監督の就任を発表した。

 ハノーファーは降格圏の17位・シュトゥットガルトとは勝ち点差「3」、入れ替え戦となる16位・パーダーボルンとは、勝ち点差「2」という危機的な状況。その中での指揮官交代は果たして吉と出るのか。

 今節、ハノーファーと対戦するホッフェンハイムは前節、バイエルン・ミュンヘンと対戦。0-2と敗れたものの、フォランドを中心とした一歩も引かない攻撃陣と、GKバウマンの好守でバイエルン・ミュンヘンを苦しめた。

 順位も8位で、ヨーロッパリーグ出場の可能性もあるだけにモチベーションは高く、ハノーファーにとって厳しい相手になるだろう。

第30節 日本人選手所属チームの試合

・マインツ(岡崎慎司) vs シャルケ(内田篤人)
・ケルン(大迫勇也、長澤和輝) vs レヴァークーゼン
・シュトゥットガルト(酒井高徳) vs フライブルク
・ドルトムント(香川真司) vs フランクフルト(長谷部誠、乾貴士)
・ハノーファー(清武弘嗣、酒井宏樹) vs ホッフェンハイム
・ハンブルガーSV vs アウクスブルク
・バイエルン・ミュンヘン vs ヘルタ・ベルリン(細貝萌、原口元気)
・パーダーボルン vs ブレーメン
・メンヒェングラートバッハ vs ヴォルフスブルク

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