
写真●野口岳彦 インタビュー●小松春生
日本テレビで放送中の『サッカーアース』で2月から進行を務めている山本紘之アナウンサー。柏レイソルユースや明治大学のサッカー部で活躍し、大学卒業後は日本テレビに入社。アナウンサーとして新たな道を歩み始めて、まもなく5年目を迎える。山本アナに『サッカーアース』の見どころや意気込みを聞くとともに、3月31日に同局で放映する「JALチャレンジカップ2015」のウズベキスタン戦の注目ポイントなどを挙げてもらった。
『サッカーアース』の担当が決まった時、ガッツポーズでした(笑)
――サッカーアースの進行を務めることが決まり、約1カ月が経過しました。番組の印象はいかがですか?
山本アナ ヨーロッパだけでなく、南米やアジアなど世界のサッカーを取り上げる番組は他に無いと思います。まさに“サッカーアース”です! それを1時間にギュッと詰め込んでいるので、見応えがあります。見終わった後、サッカーの知識人になれるというか、幅広く情報を紹介しているので、サッカーに詳しくなれる番組です。
――共演者の印象はいかがですか?
山本アナ 手越さんはサッカーのことにすごく詳しいですね。マニアックですし、そんなところまで見ているのかと驚きます。かつてサッカー選手だったんじゃないかと思うくらいです。城さんは、選手として第一線で活躍されていた方の視点や意見で、毎回納得してしまいます。いつも勉強させていただいている感じです。ヒデさんは、あの方がいるからこそ場が和みますし、スパイスと言いますか。僕の進行もしやすくさせていただいています。全体的には本当に楽しい番組です。出演者だけでなくスタッフ含め、和気藹々としていて、打ち合わせから一笑い起きて、それがそのまま番組なっている感じです。良い循環ですね。
――サッカーアースを担当することが決まった際はいかがでしたか?
山本アナ もう、ガッツポーズですね。話を聞きながら、右こぶしをグッと握りしめた感触は今も忘れていないです(笑)。日本テレビで唯一のサッカー専門番組なので、「僕がやらないで誰がやるんだ」と思っていたので。先輩方に失礼な意味ではなく、アナウンス部にいる以上、目標としてサッカーアースに携わることを心のどこかに思っていたので、機会をいただいて感謝しています。
――柏レイソルのユースや明治大学でプレーされてきました。やはり、その経験も活かしていきたいですか?
山本アナ もちろんです。それを活かさなければ、僕が携わっている意味はないと思っています。手越さん、城さんそれぞれの視点がある中で、僕も選手そしてアナウンサーとしての視点を持っているので、それを出していきたいですね。
大学時代に対戦した永井謙佑選手は早く代表に選ばれて欲しいと思っていました。

――31日には日本テレビで日本代表戦の中継があります。個人的な注目点はありますか?
山本アナ どの選手が出場したとしても、どんなサッカーをするんだろう、というところですね。ハリルホジッチ監督の守備の仕方やどの程度走らせるのか。中盤も「2つのやり方がある」と会見で言っていたので、それは何だろう、というのを気にして見ていきたいです。あとは選手に役割をしっかり与えるとも言っていたので、それを選手がどう表現するのかです。ピッチを見ている人間への伝わり方が気になりますね。サッカーの監督と選手がどういった関係性なのかを自分が知っている分、もしピッチに選手として自分が立っていたらどういった指示を受けて、どうアプローチしていくのかも考えてしまいます。監督へのアピールの場なので、結果もそうですが、一つひとつどういったプレーを選択するのかも注目です。
――特に注目選手はいますか?
山本アナ 永井謙佑選手は同世代なんです。彼が福岡大学に在学中、僕は明治大学に在籍していて、対戦経験もありました。群を抜いて速かったですし、ロンドン・オリンピックでも活躍して、早く代表に呼ばれて欲しいと思っていました。
――永井選手は、その大学時代以来の日本代表招集となりました。
山本アナ 前回、永井選手が代表に招集された時がインカレの決勝だったんです。福岡大学と明治大学の対戦になって、僕らが優勝したんですが「永井がいない福岡大学に勝った」と言われましたね(笑)。
――大学の先輩である長友佑都選手は今回、負傷で合流できませんでした。
山本アナ 残念ですけれど、ここがゴールではないので早く治していただきたいです。後輩としてロシア・ワールドカップに出場して、活躍し、さらなる飛躍をしてもらいたいです。
視聴者の方と同じ目線で的確にお伝えしたいです。

――アナウンサーとしての将来の夢は?
山本アナ ワールドカップで日本代表戦の実況をしたいです。僕らの記憶に残る試合というのは、やはりワールドカップだと思います。1998年のフランス大会の試合も未だに頭に残っています。どの試合もあの映像、あの実況と思い返すことができるので、そう考えると世の中の人々の記憶にいつまでも残る試合の実況を担当できれば、これ以上ない幸せですね。
――サッカーアースの視聴者へのメッセージをお願いします。
山本アナ サッカーの情報に詳しくなれますし、スタジオでのやり取りが最高に面白いので、そこにも注目していただきたいです。サッカーに詳しい方も、そうでない方も番組を見て、楽しんでもらえるような内容になっています。手越さん、城さん、ヒデさん、畑下アナ、山本と5人の掛け合いも面白いポイントなので、注目してください。
――日本テレビで中継となる日本代表戦のポイントをお願いします。
山本アナ 日本代表のベンチリポーターを、入社4年目の最後の日となる31日に初めてさせていただくことになりました。5年目にさしかかる節目、日本代表戦、さらにそのリポーターとして身の引き締まる思いと言いますか、しっかりやり遂げなければいけません。視聴者の方も、どんな日本代表になるかという興味があるかと思いますが、僕らも視聴者の方と同じ目線で疑問や興奮するポイントなどを的確にお伝えしたいです。ハリルホジッチ監督も言っていた通り、勝利に貪欲な日本代表を見たいです。
By 小松春生
Web『サッカーキング』編集長