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【独占】高校選手権応援歌担当、大原櫻子さんロングインタビュー

2014.12.29

 国立競技場の改修に伴い、今大会から決勝の舞台を埼玉スタジアム2002に移すことになる第93回全国高校サッカー選手権大会が30日から開幕する。

 今大会では応援リーダーをスタンダール・リエージュ所属の日本代表GK川島永嗣、応援マネージャーを広瀬すずさんが務め、応援歌は大原櫻子さんが担当する。『サッカーキング』では大原さんに話をうかがい、大会そして新曲への想いについて聞いた。

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写真●兼子愼一郎/インタビュー●小松春生

―――応援歌を担当すると知らされた時、率直にどう思いましたか?

大原櫻子 高校サッカーって、私と同年代の人たちももちろんそうですし、お父さんや母さんの世代をはじめ、多くの方が楽しみにしているものなので、幅広い方々に私の歌を聞いていただける喜びと、それに対する緊張感がありました。でもワクワク、ドキドキして楽しみだなとも思いました。

―――大会が徐々に近づくにつれ、心境の変化はありますか?

大原櫻子 お話しをいただいてから特に、テレビでサッカーを見たり、実際に高校サッカーも観戦させていただきました。(埼玉県代表の)昌平高校で催された激励会へサプライズ訪問する機会もあったんですが、そういう光景を見ると、『段々大会が近づいているんだな』って思います。試合を観戦させていただいた時に、サッカー部の人たちはもちろん、選手を応援している人たちもみなさんが全力を注いでいるんだ、ということがすごくわかりました。ですので、決勝は見ることも楽しみですし、そしてもちろん歌うことも楽しみです。

―――間近で試合を観戦した際の感想はどうでしたか?

大原櫻子 今までサッカーはテレビでしか見たことがなかったんです。会場に入った時にまず『すごく広いな』と思いました。あとは、応援席の人たちも家族みたいな目で選手たちを見ているのに気づいて、『選手だけじゃないんだ』と感じて、すごく素敵だなって思いました。その場にいる皆さんがキラキラしていたことが印象的でした。

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―――ご自身が現役時代は、どんな高校生活を送られていたんですか?

大原櫻子 水泳部に所属していたんですが、部活に力を入れている学校だったので、部活の毎日でしたね。だから、テストの時は頑張って勉強しましたね。

―――競技は違いますが、大会に出場する選手の気持ちもわかったり?

大原櫻子 水泳は個人戦なので、自分との戦いみたいなところがあるんですけど、仲間と一緒に成長していく、試合では仲間と一緒に全力を出すというのはすごく似ていますね。今回の曲では作詞にも挑戦したんですが、そういう自分が部活の時に経験したことや感じたことを活かしました。

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―――今年出演されたドラマでは部活のマネージャー役もやられました。サッカーでもマネージャーの存在は大きいのですが、演じられた際はいかがでしたか?

大原櫻子 見守る側のマネージャーなんですけど、選手と一緒になってファイティングポーズを取っちゃうというか。選手は人一倍努力して、その日まで過ごしていると思いますけど、見守る側も一緒に情熱を捧げてきているからこそ、部活はみんなで楽しいんだろうなって思いました。高校サッカーのマネージャーの皆さんにも、私と歳も近いので、より親近感を感じていますし、ここまで見守って支えて来るのがどれくらい大変だったのかも想像できます。

―――マネージャーさんも大変なんだろうなと?

大原櫻子 そうですね! 選手の皆さんをサポートしながら、でも触れてはいけない部分も絶対にあると思うので。そういうのを絶妙に察知しながら支えているんだろうなと思います。

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―――Youtube などで公開されている1月7日発売の新曲『瞳』のアカペラ動画ではピッチの上で歌われましたが、いかがでした?

大原櫻子 めちゃくちゃ気持ちよかったです!地声で歌ったんですが、『響くなぁ』と思って。たくさんの人が見に来るからこそ、これだけ広いんだろうなと感じました。決勝の会場はもっと広くなると聞いていますが、(――6万人も収容しますよね!?)ちょっと想像したくても、できないですね。でもすごく楽しみです。

―――今作では作詞に初挑戦されましたが、特に意識して込めた想いはありますか?

大原櫻子 試合を見た後、『最後のロッカールーム』っていうDVDを(今作の共作詞・作曲・プロデュースを担当した)亀田誠治さんからお借りして見たんですけど、『負けても勝ってもこれが最後だけど、負けても勝ってもここがスタート』というのをすごく意識したので、歌詞からそれを感じてもらえたらと思っています。あとは『仲間がいるんだよ。一人じゃないよ。』という想いが届いてほしいです

今回、光栄なことに、決勝の会場で歌わせて頂けることになりましたが、その会場にいる皆さんとぜひ一緒に歌いたいです。そして、この『瞳』が、高校サッカーに関わる方々や高校サッカーのファンの皆さんにとって、強く印象に残る曲になってくれれば嬉しいです。

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―――今後はどういった活動をしていきたいですか?

大原櫻子 2014年の11月にファーストソロシングルを出させてもらいました。これからもいろいろなジャンルやテーマの曲も歌っていきたいですし、いよいよソロになったのでここからどんどん自分を表現していきたいな、という思いもあります。もちろんお芝居にもまた挑戦したいですね。

―――最後に今大会に出場する選手をはじめ、現役の高校生にメッセージをお願いします。

大原櫻子 高校時代って、勉強なども大変だと思いますが、自分の好きなことに打ち込める時間もたくさんあると思います。実際に打ち込んでいる友達も周りにたくさんいると思うので、ぜひそういう友達と一緒に夢に向かって高校生活をエンジョイしてほしいと思います。

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By 小松春生

Web『サッカーキング』編集長

1984年東京都生まれ。2012年よりWeb『サッカーキング』で編集者として勤務。2019年7月よりWeb『サッカーキング』編集長に就任。イギリスと⚽️サッカーと🎤音楽と🤼‍♂️プロレスが好き

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