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【ブンデスリーガ第8節】王者バイエルン・ミュンヘンの攻撃ぶりはいかに。好調フランクフルトは乾、長谷部の活躍に期待

2014.10.17

X of Muenchen challenges X of Hannover during the Bundesliga match between FC Bayern Muenchen and Hannover 96 at Allianz Arena on October 4, 2014 in Munich, Germany.

FC Bayern Muenchen v Hannover 96 - Bundesliga
Photo by Bongarts/Getty Images

UEFA EURO 2016予選のため、1週休みとなったブンデスリーガ。今週末は第8節が行われる。

第7節を終えて首位に立っているのは、やはり2連覇中の王者、バイエルン・ミュンヘン。ここまで5勝2分の無敗で勝ち点17、得点15。そして失点はわずか2と、今季は守備面が光っている。攻撃陣ではシュバインシュタイガー、チアゴ、リベリらが離脱しているものの(リベリはまもなく復帰予定)、前節ではレバンドフスキ、ロッベンが共に2ゴールをマークするなど、選手層の厚さを見せつけており、このまま独走することも考えられる。

一方、今節対戦するブレーメンは0勝4分3敗で対照的に最下位に沈む。前節も未勝利同士のフライブルグとの対戦で1-1と引き分け、38年ぶりに開幕から7戦未勝利となった。勝てない大きな原因はディフェンス。攻撃ではアルゼンチンFWのディ・サントを中心に、ブンデスリーガ8位の10得点をあげているが、失点はワースト18位の16失点。センターバックのプレードルら、守備が今後の浮上のカギを握っている。

最近のバイエルン・ミュンヘンとブレーメンの対戦は大差でバイエルン・ミュンヘンが勝っている。2013年2月は6-1、12月には7-0、さらに2014年の4月には5-2と、3試合でブレーメンが18失点。データからもこの試合はブレーメンの守備次第と言えるだろう。

バイエルン・ミュンヘンの首位は当然かもしれないが、今季のブンデスリーガでサプライズとなっているのは、1907年の創設以来、初昇格となったパーダーボルン。開幕前は降格候補の筆頭だったが、ここまで2勝3分2敗、勝ち点9の9位と健闘している。スタジアムはブンデスリーガ最小の1万5000人(最大はドルトムントの8万人)。そのベンテラー・アレーナに今節は長谷部、乾の所属するフランクフルトを迎え撃つ。

フランクフルトはここまで3勝3分1敗で勝ち点12の5位。前線ではマイアーと、この夏にレアル・ソシエダから獲得したスイス代表のセフェロビッチが好調。そして、乾貴士もドリブルでの仕掛けや、スルーパスでチャンスメイクでチームに貢献。さらには中盤でバランスを取る長谷部誠もチームの信頼が厚い。乾、長谷部とも11月の日本代表招集もかかるだけに、この試合でも活躍を期待したい。

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