2014.08.26

北澤氏「勝つ事も大事だけど、楽しむ事の方がより大事」…雷雨による突然の幕切れも笑顔が溢れた名古屋地区予選/COPA COCA-COLA 2014

 8月23日、全国6カ所での予選が行われている「COPA COCA-COLA 2014」の名古屋地区予選が瑞穂公園陸上競技場で開催された。

 地区予選は10分ハーフ8人制でハーフコートマッチを行い、午前の部と午後の部で1チームずつ優勝チームを決定する。「中学生」という事のみが参加条件とあり、顔ぶれは様々。午前の部では男女混合の高師台中学(愛知)や今回が初めての対外試合となったゼウスイレブン(名古屋)など多種多様な11チームが栄冠を目指して汗を流した。


 大会アンバサダーの元日本代表・北澤豪さんによる「勝つ事も大事だけど、楽しむ事の方がより大事。楽しんでいる様子を身体で目一杯、表して欲しい」という開会宣言で幕を開けた午前の部はまず3チームずつに分かれて、4つのグループリーグを行った。

 熱戦を勝ち抜いたのはBRINCAR FC(愛知)と高浜FC(愛知)の2チーム。小学校時代、フットサルの全国大会で全国3位になったチームから選抜されたメンバーで挑んだBRINCARは2試合で7得点無失点と圧倒的な力で勝ち抜き、Bリーグ首位の守山東中学校サッカー部(愛知)戦も3-0で勝利し、決勝戦に進出。もう一方はCリーグを11-0、4-1と大勝で勝ち上がり、準決勝もトライルSC(愛知)を3-0で下した高浜FC(愛知)が名乗り上げた。

 しかし、決勝戦直前に会場周辺を雷雨が覆ったため、選手の安全を考慮して試合は中止に。抽選の結果、高浜FCが勝利扱いとなり、午前部の優勝を掴んだ。突然の幕切れに選手たちは戸惑いを見せながらも、「選手の一人が1年前に引っ越しで、チームを辞めてしまい、また一緒にプレーをしたいなと思って、参加しました。今いるメンバーも高校生になれば皆、バラバラなってしまうので思い出を作りたかった。引っ越した選手も喜んでくれたし、僕らも楽しかった」(高浜FC・杉浦初知選手)、「普段はフットサルをやっているので、サッカーは初めて。慣れていない部分もあったけど、楽しめました。“サッカーでもフットサルの技術が通用するのか”という事をテーマにしていましたが、ある程度、出来た部分があったので良かったです」(BRINCAR FC・伊藤光生選手)と話すなど、充実した様子だった。

 なお、午前の部同様、午後の部も大会中止となり、全チーム参加の抽選会が行われた結果、FC Unrivaled(愛知)が午後の部の勝者となった。また、名古屋グランパスの玉田圭司選手のサイン入りユニフォームなど豪華賞品をかけた北澤さんとのジャンケン大会が行われ、盛り上がりを見せた。


 名古屋地区代表となった高浜FCとFC Unrivaledは9月13日(土)、14日(日)に静岡県・御殿場高原時之栖で行われる「COPA CAMP」に参加する。

COPA COCA-COLA

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