
<10月22日>
三田:リーグ第29節のホーム新潟戦は2-0で勝利。久々の味スタでの試合を見事勝利で飾ることができましたね。
前田:結果的に言うと、相手が新潟でよかったという感じだね。前節の鹿島戦で大敗して、その後の天皇杯3回戦の千葉戦は延長PKで何とか勝ったけど、チームの流れはあまり良くなかった。代表組が戻ったとはいえ、試合のメンバーもほぼ同じだしね。
ただ、やっぱり森重がDFラインに入ることで、千葉戦のときとは安定感が全然違っていたというのはある。森重が戻ったこともあってか、新潟戦では加賀も落ち着いていた。CBコンビがバランスよくDFラインを保つことで、失点をしないというのは一番大切なところだからね。そこがきちんとできた。
流れの中ではなかなか点を取れなかったけど、こういうゲームに関してはセットプレーなどでの得点も重要となる。そこでしっかりチャンスをものにしたのは大きかった。
三田:前半は互いにチャンスが少なく0-0で折り返しましたが、後半に2得点を奪うことができましたね。
前田:前半はあまりチャンスをつくれなかったけど、相手にもほとんどチャンスをつくらせなかったよね。互いにシュート3本ずつと少なかった。
三田:東京としては、守りを固めてくる相手に対してチャンスをつくるのはなかなか難しかったということでしょうか。
前田:それもあるけど、前半から割とボールは動かせていたんだよね。でも、なかなか決定的なチャンスをつくれるほど崩すことができなかった。その原因の一つが、サイドバックがいいタイミングで絡んでいかないこと。90分間を通しても、両サイドバックの攻撃参加がかなり少ないことで、攻撃のバリエーションが足りなくなっていると思う。
三田:SBの攻撃参加が少なくなっているのは、守備を重視しているからでしょうか。
前田:そうだね。リスクを負ってまでは出ていかず、守備的になっているのはあると思う。その分、この試合では相手にやられる感じはなかったし、ちょっとしたピンチはあっても決定的な場面はなかったけどね。もうちょっとSBが思い切って上がってもいいと思うんだけど。
三田:そうした中、後半8分に太田選手がFKを決めて先制することができました。
前田:あれは見事だったね。東のフェイクが効果的だった。それで相手GKが右に動いた瞬間、太田がボールをきれいにゴールに運んだ。
三田:FKを直接決めて得点というのは、チームとしても貴重ですよね。
前田:うん。東京にはあまり絶対的なキッカーがいないだけにね。これまで森重やルーカスが決めたこともあったし、東もCKやFKでいいボールを蹴ったりしているけど、バーやポストに嫌われたりしていたからね。
三田:そして、後半34分にはルーカス選手が追加点を決めました。
前田:ルーカスが、アーリアとのワンツーから個人技でうまくゴールを決めた。終わってみれば、ゲーム運びとしては理想的な展開だったね。結果として新潟相手にきっちり勝てたことは評価できる。
三田:鹿島戦での負けを引きずらす、反省点を生かすことができ、精神的にも成長を見せられたとポポさんも手ごたえを話していました。
前田:それなりの内容と、そして何より結果を出せたことが大きいね。上位の相手に対しては、内容は良くてもなかなか結果を出せていない試合も多いだけに、こうした下位の相手には、内容も結果も伴う試合をしていかないといけない。
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