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【PROGRESS連載】市船撃破も「後悔が残った」選手権 大学サッカーで悔しさを晴らす(阿部稜汰)

[写真]=兼子愼一郎

 高校年代でサッカーをする誰もが憧れるのが「選手権」の舞台。数々のドラマが生み出された歴史あるこの大会が、今年でついに100回目を迎える。
 医療メーカーの日本シグマックスが展開する「ZAMST(ザムスト)」×サッカーキングによる連載企画『PROGRESS』では、かつて高校選手権で活躍し、現在大学サッカーの舞台で活躍する注目選手たちを紹介。数多くのプロ選手を輩出し注目が高まる大学サッカーの実情、高校選手権の思い出、コンディション維持のコツなどを聞く。
 今回は、明大サッカーマネジメントとのコラボレーションで、阿部稜汰選手が登場する。

 高校選手権において、宮崎県代表・日章学園の一員として3年連続でピッチに立ったのが明治大学の阿部稜汰。3年次には選手宣誓を行い、主将として優勝候補であった市立船橋高校を撃破した。“良い思い出” が大きい大会のように思えるが、本人にとっては「悔いが残る」大会だったと言う。
 その理由に加え、現在所属する明治大学を次なるステージとして選ぶまでの経緯、そして選手権を目指す高校生へのメッセージなどを語ってもらった。

インタビュー・文=竹中玲央奈
写真=兼子愼一郎

「ZAMST」サッカー用サポートアイテム

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[写真]=兼子愼一郎

初の公式戦スタメンが選手権だった

[写真]=兼子愼一郎

まず、日章学園を選んだ経緯を教えてください。中学からなので6年間この場所でプレーしていますよね。
阿部 小学生の頃に見た選手権で、日章学園の姿を見たことが大きかったです。周りの先輩や代表の選手が日章学園中に進学しており、自分もここでプレーをしたいなと感じました。

小学校6年生で見た選手権で、印象的だったチームや選手はありますか?
阿部 自分が小学4年生のときに見た選手権で、日章学園はベスト8までいきました。そのときの日章のサッカーがすごく印象的で……。
 全員攻撃・全員守備を徹底しつつ、パス回しがうまい世代でした。トリックプレーを試合中に行うなど、見ててすごく面白かったですね。
 気になった選手は、自分が高校入学する前の最後の選手権で活躍していた青森山田の鳴海彰人選手。バンバン点を取っていてすごいなと思いました。

サイドバックの前はFWだったと聞きました。いつからサイドバックに?
阿部 小学校6年生までFWで、中学1年生から2年生のときにボランチやサイドハーフに、中学校3年生でサイドバックになりました。サイドハーフをしていたときにケガをして、1歳下の子にスタメンを奪われたんです。そこで監督が自分をサイドバックにコンバートして……それ以降、自分もこのポジションが好きになりました。

そのサイドバックで3年間、選手権に出場しました。振り返ってみていかがですか?
阿部 1年生のときは、選手権の1カ月前ぐらいからスタメンで出るようになりました。初めてスタメンで出る公式戦が、なんと選手権だったんです。今までサッカーをしてきたなかで一番緊張してしまい、自分のプレーもあまり出せず、そのまま初戦が終わっていました。
 1年生の頃から選手権に出られて、他の人にはない経験ができたと思っています。ただ、その経験から得たものを、高校3年のときにもっと発揮できればなと…… 後悔ではないですけれど、そういう気持ちもあります。

悔いが残っていると。
阿部 緊張せずに自分の特徴を存分に出せた点はありますが、チームとして見ると、1年生から出ている自分がもっと引っ張らなければいけなかったのかなと。自分が1年生や2年生の頃、試合で負けたときに泣き崩れる先輩の姿を見ていて、一試合の重みや自分が出場する責任感を強く感じました。最終学年のときに、その思いをもっと出さなければいけなかったと感じています。

抽選会で市立船橋を引いたときより驚いたのは…

[写真]=兼子愼一郎

ただ、3年次には市立船橋を倒しましたね。
阿部 自分が3年生のときに市立船橋高校を倒した際には、「良いところまでいけるかも」と思ったのですが、次で負けてしまって……一番悔しかったですね。市立船橋高校戦は、試合前からだいぶ気合が入っていました。普段はプレミアでやっている相手と、プリンスリーグで戦っている自分たち。格上の相手であることは間違いなかったので気持ちも入って、チームとして粘り勝てたのかなと思います。
 市立船橋高校とはその夏に一度練習試合をしていて、結構いい試合ができていたんです。選手権で当たることが決まった時点で、僕を含め周りも「絶対に倒すぞ!」というマインドでした。

その大会では選手宣誓もしました。
阿部 くじ引きで自分が選ばれたときは、頭の中が真っ白になりましたね。「自分で大丈夫かな」と……。選手宣誓自体は全く緊張しなかったのですが、決まった瞬間は対戦相手を決めるくじで市立船橋高校を引いたときよりもびっくりしました(笑)。

[写真]=野口岳彦

選手宣誓もやり、市船にも勝てた。その次で負けた後悔はあると思いますが、良い大会として印象に残っているようにも思います。
阿部 良い印象というよりは、悔いが残りますね。でも、だからこそ大学に来て、一試合一試合にこだわりを持つようになりました。そこの思いは、高校のときとは全く違うと思います。

その大学ですが、明治を選んだ理由を教えてください。
阿部 高校のときから「大学サッカーのなかで最も強いチーム」という印象がありましたし、サッカーだけでなく人間性にもこだわることも聞いていました。そこに魅力を感じたことが一番の理由ですね。

明治の練習に参加して、感じたことはありましたか?
阿部 一番感じたのは熱量の差ですね。トップチームもそれ以外のチームも、どちらも変わらない熱量で練習をやっていて、そこが一番印象的でした。
 あとはもちろん、練習のなかでレベルの違いも感じました。自分はずっと宮崎でプレーしていて大学入学と同時に関東に来たのですが、最初はなかなか力を発揮できないこともあって、精神的にも苦しかったですね。

そのなかでも、成長できている点はあるかと思います。
阿部 成長という面では、人間性の部分が一番だと思っています。まだここに来て2年しか経っていないのですが、大きく成長している実感があります。明治の選手たちは、挨拶面や試合会場の運営も本当にしっかりしています。試合に出られないときの立ち居振る舞いも含めて、立派な人が多いと思います。

サッカー以外の部分でも貪欲になってほしい

[写真]=兼子愼一郎

自身のサイドバックとしての特徴や、チームのなかで通用する強みはどういった部分でしょうか?
阿部 スピードと運動量はチームでも誰にも負けないと思っています。そこが一番の武器ですね。

以前、OBである長友選手が練習場に来ていました。明治を代表する同じポジションの選手がいることは、大きな刺激になったのではないですか。
阿部 はい、とても刺激になりますね。練習や試合では、瞬間的なプレー一つでも、栗田監督から長友選手と比べられることがあるので、常に意識している存在ですね。「あのレベルの選手と比べられるのか」と最初は思っていたのですが、それでも勝てるぐらいにやらないといけないと思っています。

大学を卒業してからのサッカー人生について、どういったキャリアを歩みたいと考えていますか?
阿部 大学でしっかり成長し、プロとして活躍する選手になりたいですし、海外でのプレーや日本代表も目指していければなと思っています。

これまで3回出場した選手権について、どのような舞台だと考えていますか? また、選手権を目指す現役高校生へメッセージをお願いします。
阿部 最近の選手権を見ていても改めて思うのですが、まさに人生で一度の晴れ舞台ですよね。残念ながら自分は悔いが残るような体験になってしまいましたが、これからの選手たちには持てる思いを存分に表現して楽しんでもらいたいなと思います。
 自分のように、悔いが残るような思いはして欲しくないなと。勝つために貪欲に、サッカー以外の日常生活やコンディション調整といった部分も追及して取り組んでほしいです。

阿部稜汰×スポーツ向けサポート&ケア製品「ZAMST」

選手としてより高みを目指すためには、毎日のコンディション維持が欠かせない。
大学サッカーの舞台で輝くトップ選手たちに、ケガを予防しベストのパフォーマンスを発揮する秘訣や、日本シグマックスが展開するスポーツ向けサポート・ケア製品「ZAMST(ザムスト)」シリーズの使用感などを聞いた。

[写真]=兼子愼一郎

日々のコンディションを保つため、心がけていたことはありますか?
阿部 毎日の食事にはかなり気を使っていますし、ストレッチも欠かさず行っています。また、ケア用品も自分で購入しますね。例えば、マッサージガンやストレッチポールなどを活用して、コンディションを落とさないように気をつけています。
かなり意識が高いですね。今回使っていただいたインソールやカーフスリーブも、ケガの予防やコンディション維持に役立つかと思うのですが、使用感はいかがでしたか?
阿部 インソールにはあまりこだわってこなかったので、ずっとスパイクに付属しているものを使っていました。今回ザムストのインソールを履いてみて驚いたのは、練習後の疲労感の差です。
自分は偏平足で疲労が溜まりやすい体質なのですが、このインソールは土踏まずのアーチ部分がしっかりとサポートされていて、練習や試合後の足の軽さが全然違いましたね。毎日の練習からくる疲労の蓄積にも、大きな差が出ると感じました。
高校時代は、試合中にふくらはぎがつることがよくあり、カーフスリーブを使うようになりました。それからは、以前よりもつりにくくなったと感じています。
ケア用品を使うことで、精神面やプレー面に影響はありますか?
阿部 はい。安心感があり全力でプレーができる点は、大きいと思います。「自分は道具にもしっかりこだわっているんだ」という意識があると、動きの一つひとつにも気持ちが入るというか……。いつも以上にキレが出る感覚はありますね。
コンディショニングを特に意識している阿部選手から見て、こうしたケア製品をどのような選手にお勧めしたいですか?
阿部 自分が偏平足で悩まされていたように、何かしらの悩みを持っている人は多いと思います。自分にあったケア用品を使うことで、問題を解消していつも以上のプレーができます。悩みを抱えているのであれば、ぜひ一度試してみてほしいです。

[写真]=兼子愼一郎

「ZAMST」サッカー用サポートアイテム

■「ZAMST」サッカー専用インソール「Footcraft FOOTBALL STYLE」(税込¥5,940)
製品の詳細は公式サイトにてご確認ください
■「ZAMST」カーフスリーブ(両足入り・税込¥2,640)
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■「ZAMST」足首サポーター「FILMISTA ANKLE」(左右別・税込¥2,970
製品の詳細は公式サイトにてご確認ください

[写真]=兼子愼一郎

 

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