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明治大、国士舘大に勝利し優勝への望みをつなぐ/関東大学リーグ1部第18節

文=渡邊弘基(明大スポーツ)

 優勝がかかった大一番を制した。首位の国士舘大学との一戦は、前半から明治大学がゲームを支配し、サイドからの突破や背後からの抜けだしでチャンスを量産。フィニッシュまではいくもののなかなか決められずにいた明治大だが、39分にFW藤本佳希が放ったシュートのこぼれ球をFW和泉竜司が押しこみ先制に成功。さらに49分には後半最初のチャンスを藤本が冷静に決め追加点。その後相手にスーパーゴールを許したことで国士舘大が活気づき幾度となくゴールを脅かされるが、2失点目は許さず。最後まで全員が体を張って守り抜き勝ち点3を獲得。これにより4位に浮上し、首位の背中も見えてきた。

 執念の勝利だった。17節を終え、明治大は勝ち点28で5位。対する国士舘大は1位で勝ち点差5。「今日勝たないと優勝が見えなくなってしまっていた」(和泉)と絶対に負けられない一戦だった。前半は終始明治大主導で試合が進み、前半終了間際の先制点と後半開始直後の追加点という流れを決定づける時間帯でのゴールに成功。しかし59分、クリアボールを拾われると、相手がペナルティーエリア前で強烈なシュート放った。ボールはゴールネットに突き刺さり失点。明治大はリズムを失い、つなぐサッカーではなく蹴りにいくサッカーになってしまったが、追加点だけは許さなかった。チーム全体で体を張った守備を見せた。勝利への執着が現れたシーンがある。65分過ぎ、左からのCKに対しGK服部一輝が飛びだすがボールを抑えられず、逆に相手に絶好のチャンスを与えてしまう。GK不在のゴールにシュートを打たれるが「死ぬ気でクリアした」(MF差波優人)。ゴールライン上で相手のシュートを2度に渡りクリア。その後も何度もピンチを迎えるが勝ち点3を手に入れるために、チーム全体で耐え抜いた。「今日の勝ちというのはすごく大きかった」(差波)。つかみ取った勝利が優勝への望みをつないだ。

 狙い通りの得点だった。今回の試合、明治大の総シュート数が14本に対して、国士舘大は5本。決定機の数は明らかに明治大が上回っていた。決め手となったのはサイドからの攻撃。「サイドからの攻撃を1年間追求してきた」(栗田大輔監督)と前節の法政大学戦でもサイドを起点としたチャンスメークを見せていた。先制の場面でも右サイドのDF室屋成とMF瀬川祐輔が連携で敵DFを翻弄し、室屋がエリア内へ突破してクロスを上げる。藤本のシュートはバーに阻まれたものの、こぼれ球に反応した和泉がゴールへ押しこみ先制点が生まれた。現在好調を維持しているサイドからの展開が今後の勝利の決め手となる。

 優勝争いは激化している。今回の試合を勝利したことで明治大は勝ち点31の暫定4位に浮上。国士舘大から早稲田大学へと変わった首位との勝ち点差は3となった。しかし残りの4試合には暫定3位の慶應義塾大学も控えており、厳しい戦いは続く。次節の相手はライバルの暫定5位の流通経済大学。明治大との勝ち点差がたった1しかないライバルには、今年の夏に行われた2015年度第39回総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントで雪辱を果たしたが、死闘が予想される。「どこが相手だろうと残り4戦勝つしかない」(DF山越康平)。ひたすらに勝ちだけを求めていく。

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