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28日開幕のスロバキアカップ、“96ジャパン”がロシアと三度目の対戦

技術と機動力に秀でる会津(8番)。U-17W杯では主にSB起用だったが、今回はサイドハーフか【写真】=川端暁彦

文=川端暁彦

 4月28日より、U-18日本代表が参加するスロバキアカップ2014が開幕する。

 同大会はU-18の各国代表が参加する国際ユース大会。日本は同大会のグループステージでロシア、ノルウェー、ベルギーのU-18代表と対戦することが決まっている。日本以外のグループにはスロバキア、UAE、チェコ、ウクライナの4カ国が参加。まずはグループ内で総当たり戦を実施し、最終日(5月2日)に両グループの同順位同士が激突するという方式だ。参加するのは1996年以降に生まれた選手たち。昨年のU-17W杯に出場した通称“96ジャパン”の年代である。

 2年に1度の開催であるU-17W杯が偶数年代生まれの選手たちを対象にするのに対し、U-20W杯が奇数年代生まれの選手たちを対象とする。例えば、現在来年のU-20W杯活動中のU-19日本代表は1995年生まれ以降の選手たちが対象となり、その次のU-20W杯では1997年以降生まれの選手たちが対象になるわけだ。

 こうなると、1996年生まれの選手は対象とする国際大会がないために国際経験を十分に積めない、あるいはタレントの発掘漏れが起きやすいという問題がある。せっかくU-17W杯で良い経験を積んだ世代の流れが途絶えてしまうのももったいないというわけで、こうした“狭間の年代”を継続的にフォローするため、特段に目的とする大会を持たない年代別代表が編成されている。今回のU-18代表はそうした性格を持つチームである。

 もう一つの意図は、一つ上のU-19代表(こちらは前述のとおり、U-20W杯を狙うチームである)のバックアップチームだということ。鈴木政一監督を筆頭としてコーチングスタッフにはU-19代表と同じメンバーがそろっており、一つ下の年代から抜擢する選手を探すという目的もある。今回はU-17W杯でも活躍したFW渡辺凌磨(前橋育英高校)、MF会津雄生(柏U-18)らが選ばれたほか、96ジャパンでは選外になっていたFW中島賢星(東福岡高校)、MF井手口陽介(G大阪ユース)、大島康樹(柏U-18)といった選手たちもピックアップされた。

 同様のコンセプトでメンバーを集めて参加した今年1月の第26回バレンティン・グラナトキン国際トーナメントでは決勝で地元ロシアを撃破して見事に優勝を飾ったU-18代表。今回もそのロシアとは奇縁があって同組に。昨年のU-17W杯を合わせて3度目の対戦となり、相手がリベンジに燃えていることは想像に難くない。タフな試合を通じて、上の年代で通じる“個”が出てくるかどうか。それを見定めるための格好の舞台となりそうだ。

【スロバキアカップ2014日程】
4/28 日本 ― ロシア
4/29 日本 ― ノルウェー
5/1 日本 - ベルギー
5/2 順位決定戦

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