40歳でW杯に出場したGKオチョア [写真]=Getty Images
メキシコ代表のGKギジェルモ・オチョア(AELリマソール/キプロス)が、同国代表史上最年長でのFIFAワールドカップ出場を果たしたようだ。現地時間24日、データサイト『OPTA』が報じている。
FIFAワールドカップ2026が、自身6度目のW杯となるギジェルモ・オチョア。今大会終了後の現役引退も示唆している守護神は、現地時間24日のグループA最終節チェコ戦で78分から途中出場し、3-0のクリーンシートに貢献。データサイト『OPTA』によると、40歳346日でのプレーは、メキシコ代表の歴史においてラファエル・マルケス氏が保持していた39歳139日(ロシアW杯・ブラジル戦)を上回り、W杯史上最年長出場記録となったのことだ。
試合後、メキシコのテレビ局『TUDN』のインタビューに応じたオチョア。地元の『エスタディオ・アステカ』に集まったサポーターから万雷の拍手で迎えられ、フル代表通算154キャップ目を記録した守護神は、「多くの年月の思い出や数々のエピソードが、頭の中に蘇ってきた。このゴールマウスを初めて守った試合、ここでのクラブ時代(キャリア最長在籍クラブのクラブ・アメリカの本拠地でもある)にトロフィーを掲げたこととかね。予選やワールドカップで代表チームのみんなと過ごした時間。ファンのみんなからの愛情。感謝の気持ちで一杯だ」と去来する思いを述べた。
そんなオチョアは、6度目のW杯出場のために、家族と離れて過ごした時間もあったとのこと。「家族のサポートがなかったら、成し遂げることはできなかった」と右腕の“レガシーバッジ”が光る40歳は、「最後は孤独を感じる瞬間も多少あったんだ。決して楽な道のりじゃなかった。でも、それだけの価値もあった」と万感。また、同じくファンに対しても、「この喜びを彼らと、人々と分かち合わなければならない。街に出れば、いつだってみんなは愛情を注いでくれる。何より素晴らしいのは、胸を張ってこの場所にサヨナラできるということだ」と改めて引退を匂わせるとともに、感謝を述べている。
ラウンド32以降の戦いにおいて、正GKラウル・ランヘルに不測の事態が起こらない限りは、自身の出番がないことを理解しているオチョア。おそらく同試合がメキシコ代表でのラストマッチとなるわけだが、「チームは前に進んでいくけど、個人的には代表チームにすべてを捧げ終えた今、心にぽっかりと穴が空いたような気分だ」と寂寥感や喪失感の類いに苛まれていることを明かしている。
メキシコサッカー界の“生ける伝説”。そのキャリアのラストダンスは、どのような結末を迎えるのだろうか。
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By サッカーキング編集部
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