決勝弾を挙げたルベン・ネヴェス [写真]=Getty Images
FIFAワールドカップ26欧州予選・グループFの第3節が11日に行われ、ポルトガル代表とアイルランド代表が対戦した。
ここまで2試合を消化した欧州予選で連勝を飾り、グループFの首位を走るポルトガル代表。7大会連続のワールドカップ出場を目指すUEFAネーションズリーグ(UNL)王者が、ホームでアイルランド代表を迎え撃つ第3節へと臨む。先発にクリスティアーノ・ロナウドやブルーノ・フェルナンデスなどが並んだ一方、ラファエル・レオンやゴンサロ・ラモスらがサブスタートとなった。
試合は序盤からポルトガル代表が主導権を握り、17分に“エース”が相手ゴールを脅かす。ポゼッションで相手を押し込みながらB・フェルナンデスが縦パスを差し込み、ペナルティエリア手前でボールを受けたルベン・ネヴェスが左脇のC・ロナウドに繋ぐ。左足で思い切りよくミドルシュートを放つと、グラウンダーの一撃が右ポストに直撃。跳ね返りをベルナルド・シウバが詰めたものの、絶好のチャンスで放ったシュートは枠を捉えきれない。
以降もホームチームが攻勢を強めるが、得点を奪えずにゲームは終盤へと突入。そんななか、73分にフランシスコ・トリンコンのシュートがマーカーの手に接触し、ポルトガル代表がPKを獲得する。しかし、キッカーを務めたC・ロナウドが真ん中に蹴り込んだものの、シュートはGKクィービーン・ケレハーが足先でストップ。ポルトガル代表が決定機を逃してしまった。
それでも後半アディショナルタイムにドラマが待っていた。敵陣中央でボールを持ったB・シウバが右際に展開し、トリンコンが左足でインスイングのクロスを供給。パンチングを試みたGKケレハーの手前にルベン・ネヴェスが飛び込み、ヘディングでネットを揺らして先制点を挙げた。
結局、そのまま試合は1-0で終了。劇的な勝利を収めたポルトガル代表が欧州予選3連勝を飾った。次節は14日に行われ、ポルトガル代表はホームでハンガリー代表と対戦。アイルランド代表はホームでアルメニア代表と対戦する。
By サッカーキング編集部
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