後半AT、左足でシュートを流し込んだ森下 [写真]=NurPhoto via Getty Images
レギア・ワルシャワに所属する日本代表MF森下龍矢が、10日に行われたエクストラクラサ(ポーランド1部リーグ)第4節のGKSカトヴィツェ戦で、今季公式戦初ゴールを記録した。
レギア・ワルシャワは2025-26シーズンのヨーロッパリーグ(EL)予選を1回戦から戦っている関係もあって、GKSカトヴィツェ戦は既に今季の公式戦9試合目。同試合までに行われた公式戦では7試合に先発と、既に森下はレギア・ワルシャワで主力としての立ち位置を確立しているが、EL予選に続いてGKSカトヴィツェ戦もベンチスタートとなった。
チームはセットプレーから奪った先制点により、1点をリードして時計の針を進めたが、終盤に入った84分に左サイドを破られて痛恨の失点。それでも、90+5分に元ポーランド代表DFアルトゥル・イェンドジェイチクが沈めたヘディングシュートで逆転に成功すると、直後の90+7分には、58分より左ウイングの位置で途中出場していた森下が大仕事をやってのける。
レギア・ワルシャワはカウンターの局面で、敵陣右サイドに生まれたスペースをスロベニア代表DFペタル・ストヤノヴィッチが独走。アバウトなロングパスを拾い、自らクロスボールを送ると、ペナルティエリア手前左寄りの位置でトラップした森下が、切り返しでボックス左へ侵入。そのまま左足を振り抜くと、狙い澄ました一撃はファーサイドに吸い込まれた。
試合はこのまま3-1でタイムアップ。レギア・ワルシャワとしては、エクストラクラサ開幕からの無敗をキープした。森下個人としては、今季公式戦9試合目の出場にして待望の初ゴールをゲット。チームの勝利を決定付ける3点目で、攻撃的なポジションでの起用に応える結果を残した。
この後、レギア・ワルシャワは14日、EL・3次予選セカンドレグでAEKラルナカをホームに迎え、18日には次節のエクストラクラサでヴィスワ・プウォツクの本拠地に乗り込む。
【スコア】
レギア・ワルシャワ 3-1 GKSカトヴィツェ
【得点者】
1-0 43分 パヴェウ・ヴショウェク(レギア・ワルシャワ)
1-1 84分 バルトシュ・ノヴァク(GKSカトヴィツェ)
2-1 90+5分 アルトゥル・イェンドジェイチク(レギア・ワルシャワ)
3-1 90+7分 森下龍矢(レギア・ワルシャワ)
By サッカーキング編集部
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