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“エース”古橋亨梧が今冬退団…セルティック指揮官が思いを吐露「伝説的ストライカーが去った」

2025.02.05

セルティックのロジャーズ監督(左)が退団した古橋亨梧(右)について言及 [写真]=Getty Images

 セルティックを率いるブレンダン・ロジャーズ監督が、今冬にレンヌへ移籍した日本代表FW古橋亨梧について言及した。4日、イギリスメディア『スカイスポーツ』がコメントを伝えている。

 現在30歳の古橋はFC岐阜とヴィッセル神戸を経て2021年夏にセルティックへ加入すると、初年度からエースストライカーとして得点を量産。2年目の2022-23シーズンにはスコティッシュ・プレミアシップでは27ゴールを挙げて得点王に。約3年半の在籍期間中に公式戦通算165試合出場85ゴール19アシストという成績を残し、合計8つのタイトル獲得に大きく貢献した。

 そんな古橋は今冬にリーグ・アンのレンヌ移籍を決断。30歳にして自身初の欧州5大リーグ上陸を果たし、現地時間2日に行われたストラスブール戦でいきなり新天地デビューを飾った反面、セルティックはリーグ4連覇を目指すシーズン途中に得点源を失う形となった。

 古橋と入れ替わる形でポルトガル人FWジョタが復帰したものの、センターフォワード(CF)を主戦場とする選手の補強は行われず。このことについて、セルティックを率いるロジャーズ監督は「ここで誰かを責めるつもりはない。しかし、全体的に見ると、移籍市場の終わり方は我々にとって理想的ではなかった」と率直な思いを明かした上で、退団した古橋について次のように語った。

「選手層が薄くなったことは間違いない。『彼(古橋)を放出する前に誰かを獲得すべき』と口で言うのは簡単だ。しかし、選手には事情があり、我々は数日間だけでなく、数カ月間に渡って取り組んできたんだ。繰り返すが、選手がここにいることを望まないのであれば、我々も最善を尽くして前に進まなければならない。サポーターはトップクラスのストライカー、伝説的ストライカーが去ったのを目の当たりにした。だからこそ不満も理解している」

 今後はチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメントプレーオフのバイエルン戦などが控えているセルティック。古橋を欠いた状態でどのような戦いを見せるのだろうか。日本代表FW前田大然の活躍にも期待がかかる。

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By サッカーキング編集部

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