ジル・ヴィセンテに所属する藤本寛也 [写真]=Getty Images
プリメイラ・リーガ第2節が16日に行われ、ジル・ヴィセンテに所属するMF藤本寛也がハットトリックを達成した。
昨シーズンは公式戦38試合出場5ゴール6アシストの成績を残し、キャリアハイとなる得点関与数を記録するなど輝きを放った藤本。ポルトガルでの5年目を迎えた同選手は、ポルトとの開幕節に続いてAVS戦でも先発メンバー入り。今シーズン初勝利を目指してホームでの戦いに臨んだ。
試合は32分にAVSが先制したものの、ジル・ヴィセンテも37分に同点弾をゲット。すると41分、ティジャニー・トゥーレのパスが相手に当たってこぼれたセカンドボールに、走り込んできた藤本が素早く反応する。左足で狙ったシュートはDFの股下を通過しながらゴールに吸い込まれ、日本人MFが今季初得点をマークした。
直後の前半アディショナルタイムに失点したジル・ヴィセンテだったが、このまま引き分けかと思われた90+4分に藤本がPKを沈めてチームの3点目を奪取。土壇場でジル・ヴィセンテがAVSからリードを奪う。勢いに乗る藤本は、試合終了間際の90+6分にも裏への抜け出しからGKとの1対1を制して得点を記録。見事、ハットトリックを達成した。
結局、そのまま試合は4-2で終了。藤本の活躍もあり、ジル・ヴィセンテがホーム開幕戦で今季初勝利を飾った。次節、ジル・ヴィセンテは25日にアウェイでエストリル・プライアと対戦する。
By サッカーキング編集部
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