PSG加入が正式発表されたジョアン・ネヴィス [写真]=Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)は5日、ベンフィカからポルトガル代表MFジョアン・ネヴィスを完全移籍で獲得したことを発表した。
多くのメガクラブが関心を寄せていた若き“逸材”の新天地がPSGに決定した。契約期間は2029年6月30日までの5年間。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍金は6000万ユーロ(約94億円)の固定費に1000万ユーロ(約16億円)のアドオンを加えた金額となり、ポルトガル代表MFレナト・サンチェスが買い取りオプション付きのレンタルでベンフィカへ加入することになるという。
2004年9月27日生まれで現在19歳のネヴィスはボランチを主戦場とするプレーヤー。母国の名門ベンフィカの下部組織出身で、2022年12月にトップチームデビューを果たした。徐々に出場機会を増やすと、迎えた2023-24シーズンは中盤の主軸に定着。公式戦通算55試合に出場し3ゴール2アシストをマークした。また、昨年10月にデビューしたポルトガル代表ではここまで国際Aマッチ通算9試合に出場。今夏のEURO2024に臨むメンバーにも名を連ねた。
PSG加入が決まったネヴィスはクラブ公式サイトを通じて「非常に野心的なクラブであるPSGに入団できることを非常に誇りに思う。チームメイトを助け、この素晴らしいクラブで成長し、数多くのタイトルを獲得するために全力を尽くすよ」とコメント。また、同クラブのナセル・アル・ケライフィ会長も次のように喜びを語っている。
「ジョアン・ネヴィスをPSGファミリーに迎えることができて非常に嬉しく思う。彼はポルトガルで、そして国際的に最も才能のある選手の1人だ。彼はPSGに加入することに熱心で、このクラブのユニフォームのために戦うことを決意してくれた。これは我々がすべての選手に期待していることでもある。我々はチームワーク、才能、団結心を兼ね備えた若い素晴らしいチームを作り続けている。それが我々のクラブの素晴らしい未来への基盤となるのだ」
By サッカーキング編集部
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