森下龍矢がポーランド随一の名門へ [写真]=J.LEAGUE via Getty Images
名古屋グランパスは22日、レギア・ワルシャワ(ポーランド)と日本代表DF森下龍矢の期限付き移籍でクラブ間合意に達したことを発表した。正式契約はメディカルチェック通過後で、移籍期間は2024年12月31日までと併せて伝えている。
1997年4月11日生まれの森下は現在26歳。2020年にサガン鳥栖でプロキャリアを始めると、翌2021年に名古屋グランパスに加入。豊富な運動量と圧倒的なスピードでサイドを制圧する同選手は、クラブ在籍3シーズンで公式戦通算122試合に出場し7得点8アシストを記録するとともに、2021シーズンのルヴァン杯優勝にも貢献。また今年6月には、本拠地『豊田スタジアム』で日本代表デビューをも飾った。
名古屋グランパスからポーランドへと、そして世界へと“熱く”、走り始めた森下は、クラブ公式サイトで意気込みを示している。
「子供の頃からの夢であった海外挑戦をすることを決めました。名古屋のために戦い、名古屋のために走り抜いた3年間でした。もう走れないと思った時も皆さんの応援が僕に走る力をくれました。この3年間は皆さんからもらうものばかりでした。次は僕が大きな夢を叶えて、皆さんに勇気ある姿を届けたいです。皆さんからもらった初めてのチャントを胸に、熱くどこまでも走り抜きます!」
森下が移籍するレギア・ワルシャワは、ポーランドの首都クラブ。1916年に創設されると、エクストラクラサ(1部リーグ)通算15回、国内カップ戦通算20回の優勝を誇るなど同国随一の名門だ。今シーズンはリーグ戦第18節終了時点で5位につけており、ヨーロッパカンファレンスリーグでは決勝ラウンド進出をかけたプレーオフに進出している。
By サッカーキング編集部
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