去就に注目が集まるスアレス [写真]=Getty Images
メジャーリーグ・サッカー(MLS)のインテル・マイアミが、グレミオ所属のウルグアイ代表FWルイス・スアレスの獲得を狙っているようだ。4日、大手スポーツ専門チャンネル『ESPN』が伝えている。
元イングランド代表MFデイヴィッド・ベッカム氏が共同オーナーを務めるインテル・マイアミは、チームの“バルセロナ化”を進行中。今夏にはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを筆頭に、元スペイン代表MFセルヒオ・ブスケツ、同DFジョルディ・アルバなどかつてバルセロナの黄金期を支えた実力者をスカッドに加え、2013-14シーズンに同クラブを率いたヘラルド・マルティーノ監督を新指揮官に迎えた。
そんなインテル・マイアミが以前から獲得に興味を示しているのが、かつて6シーズンに渡ってバルセロナの前線の主軸として活躍したスアレスだ。昨年夏にアトレティコ・マドリードを退団した36歳のウルグアイ代表FWは、母国のナシオナルを経て1月からはブラジルのグレミオでプレーし、ここまで公式戦46試合の出場で19ゴール16アシストをマーク。しかし、同クラブとの現行契約は今年の12月31日までとなっており、去就には注目が集まっている。
そんななか、今回の報道によると、インテル・マイアミはスアレスの獲得に間近に迫っている模様で、契約更新オプション付きの1年契約ですでに合意に至ったという。チームを率いるマルティーノ監督も先月のインタビューでスアレスについて「クラブが彼に関する状況を明らかにする時期が来たら、我々も相応の方向へ進む準備をするつもりだよ」と語っており、同選手との交渉を認めている。
果たして、インテル・マイアミはスアレスを今冬にチームに迎え入れることとなるのだろうか。今後の動向に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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