メッシに代表引退の撤回をお願いしたゴディン[写真]=Getty Images
7月末に現役を引退した元ウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディン氏が、2016年にアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが代表を引退すると発言した際、メッシに対し代表でのプレーを続けて欲しいとお願いしていたことを告白した。17日、ウルグアイの『エル・パイース』が報じた。
2016年にアメリカで開催されたコパ・アメリカ・センテナリオ決勝でアルゼンチン代表はチリ代表と対戦。試合はPK戦にもつれ込み、メッシは1人目のキッカーを託されたがゴールを決めることができず、4人目のキッカーもPKを失敗したアルゼンチン代表はチリ代表に敗れた。
優勝を逃した試合後メッシは「もう終わりだ。自分にとって代表は終わったものだ。代表で4回決勝を戦ったけど優勝できなかったし、自分に縁はなかったんだ」と代表引退宣言をしたことは世界で大きなニュースになった。
それを見たゴディンは「自分がメッシに何かを言って、彼が意見を変えることはあるだろうか」と思ったという。しかし、ゴディンの父親が「君はウルグアイ代表のキャプテンだ。ライバルチームのキャプテンが言えば、何か起こるかもしれない」と言ったことから、メッシに連絡を入れることにしたと説明した。
そこでゴディンはウルグアイ代表FWルイス・スアレスから連絡先を聞き、メッシに「代表を引退しないで欲しい」とお願いをするメッセージを送ったこと語り「自分の個人的な利益を考えれば、メッシが代表引退してくれた方がありがたかった。けど、それはサッカーにとっての損失だと思ったんだ」と、メッシに翻意を促したことを告白した。
By サッカーキング編集部
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