グアルディオラ監督(左)の下で信頼を得られなかったロナウジーニョ(右上)とイブラヒモヴィッチ(右下) [写真]=Getty Images
今シーズンからマンチェスター・Cを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督。同指揮官はプレミアリーグ開幕節とチャンピオンズリーグ(CL)プレーオフファーストレグで、昨シーズンまで守護神を務めていたイングランド代表GKジョー・ハートを起用していない。これを受け、17日付のイギリス紙『デイリーメール』がグアルディオラ監督の下で十分な活躍ができなかった選手を掲載した。
グアルディオラ監督は2008-09シーズンよりバルセロナのトップチームを率いた。同紙によると就任時に同監督は、FWロナウジーニョに対して期待をしていないムードを放ち、これを当時会長を務めていたジョアン・ラポルタ氏が察知。移籍を容認し、結果的にロナウジーニョはバルセロナを去り、ミランへ加入することとなった。
今シーズンからマンチェスター・Uでプレーする元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモヴィッチも、グアルディオラとの相性は良くなかったようだ。同選手は2009-10シーズンよりバルセロナでプレー。しかし、グアルディオラはイブラヒモヴィッチよりもアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを優先したとされ、両者の関係は悪化。リーガ・エスパニョーラで16得点を記録した同選手は1年でクラブを去った。
また、現在マンチェスター・Cに所属するコートジボワール代表MFヤヤ・トゥーレもグアルディオラ監督からの信頼を得られていないようだ。バルセロナ時代にレギュラーの座を剥奪され、クラブを去るように勧められたという。同選手はハートと同様に、2016-17シーズンのリーグ開幕戦で出場機会がなかった。
バルセロナを率いた後、グアルディオラ監督は2013年6月にバイエルンの指揮官へ就任する。そこでは、クラブ一筋でプレーしていたMFバスティアン・シュヴァインシュタイガー(現マンチェスター・U所属)に十分な評価を与えなかった模様。ブンデスリーガで20試合の出場にとどまった2014-15シーズンの終了後、同選手に新しい所属先を探すよう勧めたという。
グアルディオラ監督を迎えたマンチェスター・Cは今夏、ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンやスペイン代表FWノリートなど積極的な補強を行った。余剰戦力の放出も噂されるが、今後の展開に注目が集まる。
By サッカーキング編集部
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