W杯決勝後のパレデスらの行動が懲戒手続きの対象に [写真]=Getty Images
国際サッカー連盟(FIFA)は29日、FIFAワールドカップ2026での事案を受け、アルゼンチンサッカー協会(AFA)および同国代表選手に対する懲戒手続きを開始したことを発表した。
発表によると、FIFA規律委員会はFIFAワールドカップ2026におけるアルゼンチン代表の複数試合において、差別的なチャントやジェスチャー、キックオフの遅延、試合および警備に関する規定の不遵守、チームや観客による不適切なメッセージの掲示、観客による物品の投げ込みといった事案が発生したことを確認。「スポーツ以外でのスポーツイベントの利用」、「チームの不正行為」、「差別および人種差別的言動」、「試合における秩序と安全」について定めたFIFA規定に違反した疑いがあるとして、AFAに対する懲戒手続きを開始した。
FIFAワールドカップ2026で準優勝したアルゼンチンだが、大会期間中の行動が度々物議を醸していた。イングランド代表との準決勝後には、ジオバニ・ロ・チェルソら複数の選手が「マルビナスはアルゼンチンのもの(※マルビナス=フォークランド諸島を指すアルゼンチンでの呼称)」と書かれた横断幕をピッチ上で掲げており、政治的な主張を行う用具の持ち込みを禁じた国際サッカー評議会(IFAB)の協議規則への抵触が指摘されている。
また、決勝直後には複数の選手が優勝に沸くスペイン代表選手と衝突。ナウエル・モリーナがロドリに手を出し、レアンドロ・パレデスはエリック・ガルシアを突き飛ばして喉輪を繰り出すと、突っかかってきたガビにも殴りかかった。また、ロベルト・アジャラコーチはダニ・オルモを殴打したと見られている。
FIFA規律委員会は決勝戦後の事象についても分析。暴行について定めたFIFA規律規定に違反した疑いがあるとして、モリーナ(2件:既遂1件、未遂1件)、パレデス(3件)、アジャラコーチ(1件)に対する懲戒手続きを開始した。さらに、モリーナ(1件)、ティアゴ・アルマダ(1件)、ガビ(1件)はスポーツマンシップに反する行為について定めた規定に違反した疑いがあるとし、懲戒手続きの対象となっている。
FIFA規律規定に基づき、それぞれの対象者には自身の見解を述べる機会が与えられ、その後、FIFA規律委員会によって決定が下される見通しだ。
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By サッカーキング編集部
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