レサマにルーツを持つ4名 [写真]=Getty Images
アスレティック・ビルバオは17日、FIFAワールドカップ2026・決勝戦を控えるGKウナイ・シモン、CBアイメリク・ラポルテ、FWニコ・ウィリアムズ、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督に対して、バスク人作家キルメン・ウリベ氏の代表作になぞらえた応援のメッセージを送っている。
北中米W杯・決勝戦でアルゼンチン代表と対戦するスペイン代表に、自クラブにルーツを持つ人物を4名輩出しているアスレティック・ビルバオ。今大会でW杯レコードとなる最長無失点時間を達成した“絶対的守護神”のウナイ・シモンに、アイメリク・ラポルテとニコ・ウィリアムズ、そしてチームを率いるルイス・デ・ラ・フエンテ監督も、カンテラ(下部組織)出身で選手と指導者の両方のキャリアで、街の名所であるサン・アントン橋と教会があしらわれたエンブレムを守った。
そんな4名に対して、アスレティック・ビルバオが同郷の作家キルメン・ウリベ氏の代表作『ビルバオ―ニューヨーク―ビルバオ』になぞらえた、応援メッセージを投稿。スペイン国民小説賞を受賞し世界的に注目を集めたこの物語は、著者と同名の語り手(主人公)が、ビルバオからニューヨークへと向かう飛行機のなかで、在りし日の思い出や記憶、地域にまつわる逸話などに思いを馳せるという内容で、“ルーツ”が一つのテーマとなっている。図らずも、今大会の決勝戦がニューヨークで行われることもあって、同作品をオマージュした形となった。
『サン・マメス』に居を構えるロス・レオネスは公式SNS上にて、「4人を結びつけるのは、アスレティック・ビルバオ」とした上で、「キミたちは、世界で唯一無二のクラブの名と価値観を、ワールドカップの決勝という頂点へと導いた。どんな運命が待ち構えていようとも、そこには常にルーツがあり、家族があり、故郷がある」としつつ、「レサマ―ニューヨーク―レサマ」と締めくくっている。
バスク人以外の入団を認めない、という純血主義(属地主義)を掲げるアスレティック・ビルバオは、育成年代からトップチームまで、『レサマ』にある練習場を使用している。つまりそこは、プロとしてのテクニックやフィジカル、サッカーIQのほか、クラブのフィロソフィーや人間性など、アスレティック・ビルバオの選手として形成される“聖地”なのだ。そして今、『レサマ』にルーツを持つシモン、ラポルテ、ニコ、デ・ラ・フエンテ監督が、ワールドカップ・決勝戦の舞台に立つ。
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By サッカーキング編集部
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