エンバペ2発でフランスが白星発進[写真]=Getty Images
FIFAワールドカップ2026・グループI第1節が16日に行われ、フランス代表とセネガル代表が対戦した。
ディディエ・デシャン監督体制で最後のワールドカップに臨む優勝候補フランス。2大会前の優勝チームであり、前回大会準優勝のレ・ブルーは2大会ぶりの王者を目指す今大会の初戦でキリアン・エンバペやミカエル・オリーズ、ウスマン・デンベレ、ウィリアン・サリバといった主力をスタメンで起用した。
一方、アフリカ王者のセネガルは今回の初戦でサディオ・マネ、ニコラス・ジャクソン、カリドゥ・クリバリ、GKエドゥアール・メンディといった実力者をスタメンで起用した。
前半はフランスがボールを握る展開となったが、セネガルの堅守を前にアタッキングサードでの連携、精度を欠いてゴールが遠い。
これに対してカウンターを起点に効果的にフィニッシュへ結びつけるセネガルは25分に背後へ抜け出したジャクソンがボックス左に持ち込んでニア下を狙うが、これは惜しくもポストを叩く。さらに、前半終了間際にもボックス内でイスマイラ・サールに決定機が訪れたが、今度はシュートを枠に飛ばせなかった。
迎えた後半、ハーフタイムで攻撃面の修正を施したフランスは54分にオリーズのシュートでGKメンディにファインセーブを強いると、以降も良い形を何度も作り出す。そして、66分には右サイドでジュール・クンデからマイナスパスを受けたオリーズがボックス右に走り込むエンベペへ完璧な斜めのラストパス。これを受けたレ・ブルーのエースが右足シュートをゴール左隅に流し込む。
苦しみながらも先制に成功したフランスは80分、デンベレを下げてブラッドリー・バルコラを投入すると、この交代策が見事に機能。直後の82分、中盤のアドリアン・ラビオの絶妙なスルーパスで背後を取ったバルコラがGKとの1対1を冷静なチップキックで制して追加点を奪った。
その後、後半アディショナルタイムにはセネガルがイブライム・ンバイェのゴールで点差を縮めたが、直後には再びエンバペが魅せる。オリーズの中央での仕掛けからこぼれ球を引き取ると、ボックス手前から強烈な右足ミドルシュートをゴールネットに突き刺した。
なお、これでフランス代表通算58点目を記録したエンバペはオリヴィエ・ジルーを抜いて同国の歴代最多得点記録を樹立。また、W杯通算14ゴールとなった27歳FWはリオネル・メッシ(アルゼンチン)らを抜き、ゲルト・ミュラー(西ドイツ)と並ぶW杯歴代3位タイの得点記録者となった。
エンバペの2ゴールの活躍で初戦勝利のフランスは現地時間22日にイラク代表戦、黒星発進のセネガルは同日にノルウェー代表との2戦目に臨む。
【得点者】
1-0 66分 キリアン・エンバペ(フランス代表)
2-0 82分 ブラッドリー・バルコラ(フランス代表)
2-1 90分 イブライム・ンバイェ(セネガル代表)
3-1 90分+6 キリアン・エンバペ(フランス代表)
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