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シアラー氏が“噛みつき”スアレスに苦言「長い出場停止処分を」

2014.06.26

キエッリーニとの接触で痛がるスアレス(手前) [写真]=Getty Images

 24日に行われたブラジル・ワールドカップのグループD最終節で、ウルグアイ代表は1-0でイタリア代表を破った。この試合でウルグアイ代表FWルイス・スアレスが起こしたとされる噛みつき行為に対して、元イングランド代表のアラン・シアラー氏が苦言を呈している。

 スアレスは、79分にペナルティーエリア内でイタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニと衝突して転倒。この場面でスアレスは、キエッリーニの肩に噛みついているとも取れる行動を起こしていた。

 主審はこの噛みつき行為を見逃していたため、スアレスは試合中に処分を受けず。しかし、映像が残っていることから、FIFA(国際サッカー連盟)はスアレスの行為に関する調査を開始。今後、同選手は何らかの処分が下される可能性がある。

 イギリスメディア『BBC』の番組でコメンテーターを務めるシアラー氏は、スアレスの噛みつき行為を激しく非難している。

「今回の映像では罪は免れられないだろう。なぜ、彼がそのような行為に及んだのかわからない。動揺しているよ。恥ずべき行為であり、うんざりしている」

「(ブラニスラフ)イヴァノヴィッチの事件の時と同じような行動にでた。彼はレフェリーの気を紛らわせるために、けがをしたふりをした」

「スアレスは、アヤックスとリヴァプールで処分を科された。もし、スアレスの行為が真実であれば、FIFAは(以前と)同様の長い出場停止処分を科さなければならない。3回も噛みついたんだ。彼ら(FIFA)は絶対に処分を科さなければならない」

「バルセロナとレアル・マドリードはスアレスに関心を持っている。彼は昨シーズンに自身の能力を示して何かを成し遂げた。2つのクラブは、スアレスの獲得が1つのギャンブルになることを知っているのだろう」

 スアレスは過去に2度噛みつき行為を起こし、アヤックス在籍時に7試合、リバプールでは10試合の出場停止処分が科されていた。

(記事/超ワールドサッカー)

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