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日本代表が生き残りを懸けてギリシャ代表と対戦…スタイルを貫き勝ち点3獲得なるか

2014.06.19

決勝T進出を果たすためにも勝ち点3獲得が求められる日本代表 [写真]=Getty Images

 コートジボワール戦で先制しながらも後半に立て続けに2点を奪われ、惜しくも初戦を落としてしまった日本は、同じく初戦で黒星を喫したギリシャと対戦する。

「今までのプレーができなかった」とアルベルト・ザッケローニ監督が語ったとおり、コートジボワール戦では相手のプレスに苦しみ、持ち前のパスワークが鳴りを潜めてしまった。ギリシャも同じような展開を狙ってくることが予想されるため、まずは自分たちのリズムで試合を進めることが大事だ。初戦で本来のパフォーマンスを披露できなかった香川真司長友佑都の奮起に期待したい。また、初戦で警告を受けた吉田麻也森重真人は、累積警告で次節出場停止にならないように注意を払う必要がある。

 初戦勝利チーム同士の対戦、コロンビアvsコートジボワールは、ハイレベルな攻防が期待できる一戦だ。コロンビアは堅守を誇るギリシャから3ゴールを記録。絶対的エース、ラダメル・ファルカオ欠場のショックは完全に払拭されたと言える。両サイドを駆使した厚みのある攻撃や華麗な個人技には要注目だ。一方のコートジボワールは、日本に先制を許したものの、後半に2点を奪って逆転勝ち。日本戦ではスーパーサブとして起用され、流れをガラリと変えたディディエ・ドログバだが、コロンビアの力量を考えると、この試合では先発起用される可能性もある。日本の決勝トーナメント進出の可能性を探る上でも見逃せない一戦だろう。

 グループDではウルグアイとイングランドが対戦。ともに初戦で敗れているだけに、重要度の高い試合となる。ディエゴ・ルガーノやディエゴ・フォルランら経験豊富なベテランで構成されたウルグアイに対し、ダニエル・スタリッジやダニー・ウェルベックら若手の多いイングランドがどう立ち向かうか。大会直前にひざを手術したウルグアイのルイス・スアレス、W杯で未だノーゴールが続くイングランドのウェイン・ルーニーと、ともにプレミアリーグで活躍する両チームのエースストライカーにも注目だ。

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