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ボリビア、“空中要塞”でブラジルを撃破! 逆転で大陸間POへ/南米予選最終節

2025.09.10

歓喜のボリビア代表イレブン! [写真]=Getty Images

  FIFAワールドカップ26南米予選の最終節が現地時間9日に行われた。

 先に行われた第17節で、アルゼンチン代表エクアドル代表ブラジル代表ウルグアイ代表パラグアイ代表コロンビア代表と、ストレートインとなる6チームが決定。最終節となる今節は、7位ベネズエラ代表と8位ボリビア代表による大陸間プレーオフ争いが、最大の見どころとなった。

 自力で決められる7位ベネズエラ代表は、ホームでコロンビア代表と対戦。開始早々の3分にMFテラスコ・セゴビアが先制点を挙げると、一度は追いつかれたものの、12分にFWホセフ・マルティネスが決めてふたたびリードを得た。しかしその後、相手FWルイス・スアレスに4得点の大暴れを許し、最終スコアは3-6と痛恨の敗北を喫した。

 一方で、大陸間プレーオフ進出には勝利が絶対条件の上で、他会場の結果次第となる8位ボリビア代表は、ブラジル代表と対戦。お馴染みの、標高4100mにある『エル・アルト・ムニシパル・スタジアム』にカナリア軍団を迎え入れると、前半終了間際にMFミゲル・アンヘル・テルセーロスのPKで先制点をマーク。後半は、ボールこそ持たれる時間が続いたが、このまま1-0で勝利。“空中要塞”で、カルロ・アンチェロッティ新体制のブラジル代表に初めて土をつけたチームとなるとともに、敗れたベネズエラ代表を抜いて、逆転での大陸間プレーオフ進出を決めた。

 首位突破を確定させているアルゼンチン代表と、本予選で好調を維持するエクアドル代表の試合は、お互いに退場者(31分にDFニコラス・オタメンディ、50分にMFモイセス・カイセド)を出したなか、前半アディショナルタイムにFWエネル・バレンシアが決めたPK弾を守り切った後者が、1-0で逃げ切った。

 そのほか、ウルグアイ代表チリ代表とスコアレスドローとなり、南アフリカ大会以来となる16年ぶりの本大会出場を決めた、パラグアイ代表ペルー代表に1-0で勝利して南米予選を締め括った。

■南米予選最終節結果
エクアドル代表 1-0 アルゼンチン代表
ボリビア代表 1-0 ブラジル代表
チリ代表 0-0 ウルグアイ代表
ペルー代表 0-1 パラグアイ代表
ベネズエラ代表 3-6 コロンビア代表

■南米予選順位表
()内は(勝ち点/得失点差)
1位:アルゼンチン代表(38/21)
2位:エクアドル代表(29/9)
3位:コロンビア代表(28/10)
4位:ウルグアイ代表(28/10)
5位:ブラジル代表(28/7)
6位:パラグアイ代表(28/4)
ーーーーストレートインーーーー
7位:ボリビア代表(20/-18)
ーーーー大陸間POーーーー
8位:ベネズエラ代表(18/-10)
9位:ペルー代表(12/-15)
10位:チリ代表(11/-18)

By サッカーキング編集部

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