コリンチャンスに加入することとなったデパイ [写真]=Getty Images
コリンチャンスは9日、オランダ代表FWメンフィス・デパイの加入を発表した。契約期間は2026年12月31日までとなっている。
現在30歳のデパイは母国の名門PSVの下部組織出身で、2012年1月にトップチーム昇格を果たした。その後、約1年半を過ごしたマンチェスター・ユナイテッドでは目立った活躍ができなかったものの、2017年1月に加入したリヨンでは公式戦通算178試合の出場で76ゴール55アシストをマークするなど前線の主軸として活躍。2021年夏にはバルセロナへ完全移籍で加入した。
初年度は公式戦通算13ゴール2アシストを記録したものの、在籍2年目は出場機会を減らし、冬の移籍市場でアトレティコ・マドリードに活躍の場を移した。同クラブでは公式戦通算40試合出場13ゴール2アシストという成績を残したものの、契約満了に伴い昨シーズン終了後に退団。以降はフリーで新天地を探していた。なお、2013年にデビューしたオランダ代表では国際Aマッチ通算98試合に出場し46ゴール32アシストをマークしている。
デパイが加入するコリンチャンスはサンパウロを本拠地とする1910年創設のクラブ。カンピオナート・ブラジレイロ・セリエAでは過去7度の優勝を誇り、2012年にはコパ・リベルタドーレスおよびFIFAクラブワールドカップで頂点に輝いた。今夏には、かつてインテルやリーベル・プレート、横浜マリノス(現:横浜F・マリノス)で活躍したラモン・ディアス監督が就任。現在はカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAでここまで25試合を消化し、勝ち点「25」の17位に低迷している。
By サッカーキング編集部
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