フェイエノールトに所属する上田綺世 [写真]=Getty Images
フェイエノールトを率いるアルネ・スロット監督が、同クラブに所属する日本代表FW上田綺世について言及した。25日、クラブ公式サイトがコメントを伝えている。
エールディヴィジ第31節が25日に行われ、フェイエノールトはアウェイでゴー・アヘッド・イーグルスと対戦した。アップ中にサンティアゴ・ヒメネスが負傷したため急遽上田が先発に抜擢され、試合前からトラブルに見舞われたフェイエノールトだったが、前半を2-1と1点リードで折り返すことに成功。69分には上田が大きな追加点を獲得し、3-1の勝利を飾った。
今節の勝利によって公式戦4連勝を記録し、リーグ戦での無敗を17試合に伸ばしたフェイエノールト。試合後のインタビューに応じたスロット監督は、「今夜の内容にはとても満足している」と述べつつ、「特に後方からのビルドアップが非常に良く、ハーフタイム前にはゴー・アヘッドに脅威を感じる瞬間があったが、90分間支配することができた。嫌な時間に失点してしまったが、後半は勝利に向けて非常に成熟したプレーができたと思う」と手応えを口にしている。
また、味方のアクシデントによって約2カ月半ぶりに先発し、3月17日の第26節ヘーレンフェーン戦以来、待望の今季3ゴール目をマークした上田に対しては、「今夜の綺世は自分の役割を十分に果たしたと思う」と称賛。続けて、「彼は何度かゴールに迫っていた。だからこそ、その後にゴールを決めたのは彼にとって素晴らしいことだ」とコメントした。
By サッカーキング編集部
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