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エールディヴィジ、欧州主要リーグ初の今季打ち切りを正式発表…優勝や昇降格はなし

今季のエールディヴィジの打ち切りが決定 [写真]=Getty Images

 オランダサッカー協会(KNVB)は24日、エールディヴィジ(1部)とエールステ・ディヴィジ(2部)の2019-20シーズン打ち切りを発表した。

 オランダでは新型コロナウイルス感染拡大の影響で、政府が21日にプロスポーツなどのイベントを9月1日まで禁止にする措置を発表した。これにより、エールディヴィジは事実上シーズン打ち切りが決まっていたが、24日に行われた会議によって正式決定となった。

 UEFA(欧州サッカー連盟)は前日23日に、国内1部リーグのシーズンを打ち切る場合には、「政府からスポーツ大会などのイベント禁止命令が出され、来シーズン開幕前までに今シーズンが完了できない場合」などの「正当な理由」が必要と発表していた。

 エールディヴィジは打ち切りにより、今シーズンの優勝クラブは決めず、1部と2部の間で昇降も降格も行わないという。中断前時点の順位表では、首位は勝ち点「56」のアヤックス、DF菅原由勢が所属するAZは同じ勝ち点「56」で並んでいたが、得失点差により2位だった。降格圏内にいた17位のADOデン・ハーグと最下位のヴァールヴァイクは1部残留となり、昇格圏内にいた2部の首位カンブール・レーワルデンと2位デ・フラーフスハップは2部残留となった。

 また、来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)とヨーロッパリーグ(EL)の出場権は、UEFAのガイダンスに従って、中断前までの順位表に基づいて決められるという。首位のアヤックスはCL予選プレーオフからの出場権、2位のAZはCL予選2回戦からの出場権を獲得。また3位のフェイエノールトにEL本戦からの出場権、FW堂安律が所属する4位のPSVと5位のヴィレムIIにEL予選2回戦からの出場権が与えられる。

 UEFAは「正当な理由」によりシーズンが打ち切りとなった場合、「各加盟協会が今シーズンの国内リーグにおける“競技上の実績”に基づいて、2020-21シーズンのCLやELに出場するクラブを選定する」と発表。正当な理由なしにシーズン打ち切りとなった場合や、CLとEL出場クラブの選定基準を満たしていない場合には、クラブの欧州カップ戦出場を拒否する権利があるという。

 KNVBは、シーズン打ち切りの理由や来シーズンの欧州カップ戦出場クラブを5月25日までにUEFAに通達すると発表。次回のUEFAの理事会が5月27日に行われるため、そこで欧州カップ戦出場権が承認される見込みのようだ。

 また、女子エールディヴィジもシーズン打ち切りが決定。男子と同様に優勝クラブは決めず、チャンピオンズリーグの出場権も現在の順位表を基に、首位のPSVと2位のアヤックスに与えられるという。

 なお、ベルギー1部のジュピラー・プロ・リーグも4月2日にシーズン打ち切りを発表。4月15日に開催される総会で正式決定となる予定だったが、直後にUEFAがシーズン打ち切りの決断は「時期尚早」と発表したため、総会を4月24日に延期して正式決定を先送りにしていた。

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