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ニコ・パスの来季コモ残留が正式決定!…レアルの買い戻し条項行使が1年後ろ倒しで3者納得の決着に

2026.06.30

来季1年はコモでプレーすることに[写真]=Getty Images

 アルゼンチン代表MFニコラス・パス(ニコ・パス)のコモ残留が正式に決定した。

 コモと保有元のレアル・マドリードは29日、ニコ・パスの去就に関する以下の共同声明を発表した。

レアル・マドリードコモ、そしてニコ・パスは、同選手が2026-2027シーズンも引き続きイタリアの同クラブでプレーすることで合意に達しました」

「選手自身の希望により締結されたこの合意には、2027-2028シーズンに向けてレアル・マドリードがニコ・パスの登録権を買い戻す権利(一方的な買い戻しオプション)を保持することも盛り込まれています」

 さらに、ニコ・パスはコモの公式SNSを通じて自身の決断について説明している。

「数週間にわたる熟考の末、現時点でのキャリアにとって最善の選択は、コモでもう1年プレーを続けることだと決めました。このクラブは、僕が成長し、今の自分という選手になるための機会を与えてくれた場所です」

「個人的には、これが僕自身にとってもレアル・マドリードにとっても最善の決断だと考えています。今のキャリアの段階において非常に重要な1年であり、選手として成長し続け、将来に向けて最善の準備をするためのまたとない機会です」

 現在21歳のニコ・パスはレアル・マドリードの下部組織で育ち、2024年夏にカスティージャ(Bチーム)からコモに完全移籍。世界屈指の攻撃的MFに成長し、2025-26シーズンはセリエAで12ゴール7アシストを記録してクラブ史上初のチャンピオンズリーグ出場権獲得に貢献した。

 レアル・マドリードコモと結んだ契約には1000万ユーロ(約18億円)での買い戻しが可能な条項が付帯していたことから、今夏のレアル・マドリード復帰が既定路線と見られていた。しかし、レアル・マドリードの攻撃的ポジションに人材が飽和していることもあり、そのまま残留するかは不透明な状況だった。

 「セスク・ファブレガス監督の下でプレーしたい」という本人の強い希望もあったが、多くのビッグクラブが逸材の動向に注目していたこともあり、その去就は複雑な状況に。

 コモレアル・マドリードに前述の金額で買い戻された後、完全移籍での再獲得に挑戦する意向もあったが、ファイナンシャル・フェアプレー抵触などのリスクも孕んでいた。一方のレアル・マドリードも他クラブへの流出を避けたい考えもあってか、買い戻し条項行使を1年後ろ倒しにする決断を下し、最終的には関係者全員が納得する形での決着となった。

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By サッカーキング編集部

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