試合中に小競り合いとなったユーヴェとローマの選手たち [写真]=Getty Images
レガ・カルチョ(イタリアサッカーリーグ運営団体)は6日、5日に行われたセリエA第6節、ユヴェントスとローマの一戦で発生した問題に対する処分の内容を公式HPで発表した。
開幕5連勝チーム同士のセリエA頂上対決は、ホームのユヴェントスが3-2で勝利を収めた。だが、主審を務めたジャンルカ・ロッキ氏のレフェリングの問題もあって、前半途中にはローマのルディ・ガルシア監督が退席処分に。さらに、試合終盤にはユヴェントスのスペイン人FWアルバロ・モラタとローマのギリシャ代表DFコンスタンティノス・マノラスが退場となった。
試合終盤、モラタの危険なタックルをきっかけに小競り合いを起こして退場した両選手に対する処分は、モラタが通常の退場処分に科される1試合の出場停止にとどまった一方、報復行為を行ったマノラスには2試合の出場停止処分が科された。
また、前半にユヴェントスに与えられた1本目のPKに対するロッキ主審の判定に対して、『バイオリンを弾くジェスチャー(胡麻をするという意味合い)』で侮辱し、退席処分となったガルシア監督には5000ユーロ(約68万円)の罰金が科された。
さらに、ローマサポーター席への発炎筒の投てき、ローマベンチへの瓶などの投てき、ローマの選手へのレーザーポインターの使用など、ホームサポーターが起こしたいくつかの問題行動への管理責任として、ユヴェントス側に3万ユーロ(約410万円)の罰金が科された。
一方、ローマに対しても、サポーターが行ったピッチやユヴェントスサポーター席への火炎瓶の投てき、ベンチでの携帯電話の不正使用で、2万ユーロ(約270万円)の罰金が科された。
(記事/超ワールドサッカー)