ブンデスリーガ第6節が5日に行われ、昨季王者のレヴァークーゼンとFW町野修斗が所属するホルシュタイン・キールが対戦した。
前節、バイエルンと引き分け、ミッドウィークのチャンピンオンズリーグではミランをホームで破っている4位のレヴァークーゼンは、FWヴィクター・ボニフェイスを最前線に配し、その後方にMFフロリアン・ヴィルツとMFヨナス・ホフマンを並べ、3バックの中央にはMFロベルト・アンドリッヒが入った。一方、ここまで白星のない昇格組のキールは、前節2得点を奪っている町野が2トップの一角として先発。3戦連発となる今季5得点目に大きな期待が寄せられた。
試合が動いたのは4分、ヴィルツのドリブル突破からエセキエル・パラシオスを経由してボックス左に侵入したヴィクター・ボニフェイスにボールが渡り、左足でシュート。これがゴールネットを揺らし、レヴァークーゼンが開始早々に先手を奪った。
さらに8分、キールのビルドアップにレヴァークーゼンが高い位置からプレスをかけてボールを奪取。そのままボックス右でパスを受けたヨナス・ホフマンが右足でゴール左にシュートを沈めた。その後もレヴァークーゼンがキールを圧倒。ほぼ一方的な展開となったが、オフサイドによるゴール取り消しなどもあり、3点目を奪えないまま時間が経過していく。
すると45+3分、カウンターから左サイドでパスを受けた町野がアンドリッヒをかわしてボックス左角付近から右足でシュート。強烈なシュートはGKの正面を突いてしまう。しかし、この流れからCKを得ると、マックス・ゲシュウィルが頭で合わせてネットを揺らし、キールが1点差に迫ってハーフタイムを迎えた。
ワンチャンスを生かしてゴールを奪ったキールは、2トップをハーフタイムで入れ替えることに。3戦連発に期待がかかった町野は前半のみでピッチを後にすることになった。後半もレヴァークーゼンが主導権を握るものの、69分にボックス内に侵入したキールのアルミン・ギゴヴィッチが足をかけられてPKを獲得。これをヤン・フィーテ・アルプが落ち着いて沈め、同点に追いついた。
レヴァークーゼンは直後に3枚替えを敢行するなど勝ち点を目指したが、最後まで3点目を奪えずに試合は終了。ここまで勝ち点1で最下位に沈むキール相手に痛恨のドローとなった。
【スコア】
レヴァークーゼン 2-2 ホルシュタイン・キール
【得点者】
1-0 4分 ヴィクター・ボニフェイス(レヴァークーゼン)
2-0 8分 ヨナス・ホフマン(レヴァークーゼン)
2-1 45+5分 マックス・ゲシュウィル(キール)
2-2 69分 ヤン・フィーテ・アルプ (PK/キール)
By サッカーキング編集部
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