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堂安律、圧巻の左足ミドルで今季公式戦7ゴール目!…フライブルクは1点守り抜き2戦ぶり白星

2024.04.15

堂安律が今季公式戦7ゴール目をマーク! [写真]=Getty Images

 ブンデスリーガ第29節が14日に行われ、ダルムシュタットフライブルクが対戦した。

 ここまで28試合を消化し、10勝6分12敗の成績で暫定8位につけているフライブルク。直近は不安定な戦いが続き、思うように勝ち点を積み上げられずにいるものの、ヨーロッパカンファレンスリーグ(ECL)出場圏内の6位フランクフルトとは、暫定「3」ポイント差となっている。2試合ぶりの白星を目指す今節は、最下位ダルムシュタットの本拠地に乗り込んでの一戦。日本代表MF堂安律は8試合連続でスタメンに名を連ねている。

 試合は序盤から拮抗した展開に。ホームの声援を受けるダルムシュタットは後方からのロングボールやサイドからのクロスを起点に惜しいシーンを作り、対するフライブルクも右サイドの攻撃的ポジションに入った堂安が柔らかいクロスで味方のシュートチャンスを演出するなど、何度か相手ゴール前に迫る場面を作る。

 スコアレスで迎えた36分、フライブルクがスコアボードを動かす。敵陣右サイドでボールをキープした堂安がボックス内中央へ斜めのパスを差し込むと、これを受けたミヒャエル・グレゴリッチュが相手DFを背負いながら後方へ落とす。走り込んだ堂安がダイレクトで左足を振り抜くと、狙い澄ましたシュートがゴール左隅に突き刺さり、先制に成功した。堂安にとっては今シーズンの公式戦7ゴール目、リーグ戦では5ゴール目となっている。

 後半の立ち上がりは1点を追うダルムシュタットが積極的な入りを見せ、相手ゴール前での際どいシーンを作り出すも、フライブルク守備陣も粘り強い対応を見せ得点を与えない。時間の経過と共にフライブルクもやや盛り返すが、決定的なチャンスを作るまでには至らず、最小得点差のままゲームを終盤を迎える。先制ゴールを挙げた堂安は90+2分に途中交代でピッチを後にした。

 ダルムシュタットは最後まで諦めない姿勢を見せるも、結果的に6分間のアディショナルタイムを含めてゴールを奪うことはできず。試合はこのまま0-1で終了し、フライブルクがリーグ戦2試合ぶりの白星を飾った。次節、ダルムシュタットは20日にアウェイでケルンと、フライブルクは翌21日にホームでマインツと対戦する。

【スコア】
ダルムシュタット 0-1 フライブルク

【得点者】
0-1 36分 堂安律フライブルク

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