内野(左)、田中(右)の活躍もあってデュッセルドルフは4発快勝 [写真]=Getty Images
デュッセルドルフに所属しているDF内野貴史とMF田中碧が、15日に行われた2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)第26節オスナブリュック戦でゴールを記録した。
ここまで11勝7分7敗、直近5戦を2勝3分と無敗で駆け抜けているデュッセルドルフ。現在の順位は4位で、昇降格プレーオフ出場圏内の3位ハンブルガーSVとは勝ち点差「1」、自動昇格圏内の2位ホルシュタイン・キールとは勝ち点差「6」という状況下で、今節は最下位に沈むオスナブリュックの本拠地に乗り込んだ。
田中はスターティングメンバーに名を連ね、内野とアペルカンプ真大がベンチからのスタートとなった一戦は、35分に均衡が破れる。ペナルティエリア手前右寄りの位置でバックパスを受けた田中が、ダイレクトでボックス左のスペースへスルーパスを送ると、抜け出したクリストス・ツォリスがダイレクトでゴールネットを揺らした。
デュッセルドルフの1点リードで後半へ折り返すと、57分には負傷したニコラス・ガボリが途中交代となり、内野が左サイドバックてしてピッチへ送り出される。すると直後の60分、左サイドを駆け上がった内野がボックス左のスペースでパスを受けると、内側への持ち出しから右足一閃。対峙した相手の股下を射抜く一撃をニアサイドに突き刺し、デュッセルドルフがリードを広げた。内野にとっては、これが記念すべきデュッセルドルフのトップチームでの公式戦初ゴールとなっている。
勢いに乗るデュッセルドルフは、72分にも右からの折り返しをマーロン・ムスタファが決めて勝利を決定付ける。試合も終盤に差し掛かった88分には、ボックス手前の位置からマティアス・ツィンマーマンが放ったシュートを、田中がコースを変えて押し込み、仕上げの4点目をゲット。田中は今季のリーグ戦6点目、DFBポカールも含めた公式戦通算では7点目を挙げた。
試合はこのままタイムアップ。アペルカンプも83分からピッチに立った一戦は、4ゴールを奪ったデュッセルドルフの快勝に終わった。
次節、デュッセルドルフは30日に敵地でカイザースラウテルンと、オスナブリュックは31日にアウェイの地でSVヴェーエンと、それぞれ対戦する。
【スコア】
オスナブリュック 0-4 デュッセルドルフ
【得点者】
0-1 35分 クリストス・ツォリス(デュッセルドルフ)
0-2 60分 内野貴史(デュッセルドルフ)
0-3 72分 マーロン・ムスタファ(デュッセルドルフ)
0-4 88分 田中碧(デュッセルドルフ)
By サッカーキング編集部
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