ヴォルフスブルクがコヴァチ監督を招へい [写真]=Getty Images
ヴォルフスブルクは24日、ニコ・コヴァチ新監督の就任をクラブ公式サイトで発表した。契約期間は2025年6月30日までの3年間となる。
ヴォルフスブルクは2021年夏にマルク・ファン・ボメル新監督を招へいし、2021-22シーズンのブンデスリーガで開幕4連勝スタート。しかし、その後に急失速し、10月にフロリアン・コーフェルト前監督を招へいした。その後も成績は安定せず、結局12位でシーズン終了。先日にコーフェルト前監督の退任を発表していた。
2022-23シーズンからチームを率いるコヴァチ新監督は、現在50歳。現役時代にヘルタ・ベルリンやバイエルンなどで活躍し、引退後にザルツブルクの下部組織で指導者キャリアをスタートさせた。2013年10月から2015年9月にかけては、母国のクロアチア代表を率いた。
2016年3月にフランクフルトの監督に就任すると、2017-18シーズンにDFBポカール優勝に導いた。18-19シーズンからバイエルンの監督に就任し、1年目に国内2冠を達成。しかし、翌19-20シーズンの途中に成績不振を理由に解任された。
2020年夏からはモナコの監督を務め、2020-21シーズンのリーグ・アンでは最終盤まで優勝争いに加わって3位でシーズンを終えた。しかし、今シーズンはチャンピオンズリーグ予選で敗退し、リーグ戦でも振るわず。主力との関係悪化もあり、今年1月1日に解任されていた。
ヴォルフスブルクの監督就任に際し、コヴァチ新監督はクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。
「私はブンデスリーガに育てられ、ヴォルフスブルクで新たな成功の章を開きたいという欲求とモチベーションは非常に大きいです。イェルク・シュマッケ(競技部門取締役)とマルセル・シェーファー(スポーツ・ディレクター)との話し合いはとても良く、信頼できるもので、このエキサイティングな挑戦を受け入れることに納得しました。成功への期待は非常に高く、チームは大きな可能性を秘めており、成功するための条件が揃っています」
By サッカーキング編集部
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