FOLLOW US

ダービーで活躍のHSV伊藤達哉に現地紙が注目…市場価値は2倍以上に?

2017.10.03

ブレーメン戦でブンデス1部初先発を果たした伊藤達哉 [写真]=Bongarts/Getty Images

 ドイツ伝統の“ノールト・ドイチェ(北ドイツ)ダービー”で存在感を示したハンブルガーSVのFW伊藤達哉に対して、注目が一気に集まっている。選手の市場価値を紹介するドイツメディア『transfer markt』では、所属するハンブルガーSVⅡで今シーズン、7試合出場ですでに5アシストを決めている伊藤の価値を2倍の15万ユーロ(約2000万円)に訂正したというニュースが出ていた。今後はさらに、市場価値が高まることとなりそうだ。

 活躍を見せた伊藤に対し、本拠地の観衆はスタンディングオベーションを贈った。正守護神のドイツ人GKクリスティアン・マテニアが「これより大きな称賛は無いよ」と言えば、マルクス・ギズドル監督は「伊藤は素晴らしいプレーをした。彼には素晴らしいアクションがあったし、そのままファンの心を鷲づかみにしたんだ」と高く評価している。

 そして、大手大衆紙の『ビルト』も伊藤の活躍に注目している。

 20歳の伊藤達哉ハンブルガーSVにやってきた経緯とは?

 同紙によれば、ハンブルガーSVが伊藤に目をつけたのは、2014年にUAEのアル・アインが主催したトーナメントでの活躍だという。ハンブルガーSVはエミレーツ航空と契約している縁で、U-17チームが同大会に参加。柏レイソルU-18の一員として出場していた伊藤はベストプレイヤーに選ばれるなど、顕著な活躍を見せていたという。

 当時から、イングランドのマンチェスター・Cやイタリアのインテルからも注目されていた伊藤は「ヨーロッパでプレーしたいと思っていました。すでに2回もテストに参加しています」と、流暢なドイツ語で答えたという。移籍してすぐにひざのケガをしてしまったが、腐ることなくドイツ語の修得にいそしんだ。

 同紙によれば、左サイドバックとして伊藤を支えた日本代表DF酒井高徳は「本当に良いプレーをしましたね。彼はブンデスリーガで通用しますよ」と活躍に太鼓判を押したようだ。東京五輪世代の新星、今後の活躍に注目が集まる。

【PR】「ABEMA」なら
ブンデスリーガが無料視聴可能!

ABEMA

「ABEMA」とは、好きな時間に好きな場所で、話題の動画を楽しめる新しい未来のテレビ。登録不要でプレミアリーグを含む様々なコンテンツが無料で視聴できます。

ただし、ブンデスリーガの無料配信は一部(毎節3試合予定)のため、厳選の好カードを堪能するなら「ABEMAプレミアム」月額960円(税込)への加入がおすすめ。

  1. ABEMAプレミアムなら厳選された注目カードが楽しめる!
  2. 追っかけ再生、見逃し配信などうれしい機能が充実!
  3. 初めてABEMAプレミアムに登録する方は2週間無料!

SHARE

LATEST ARTICLE最新記事

SOCCERKING VIDEO