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「大迫から学んだ」”空手シュート”が同点弾 ケルンFWがバイエルン戦を振り返る

2016.10.04

ゴールパフォーマンスを披露するモデスト(左) [写真]=Anadolu Agency/Getty Images

 FW大迫勇也が所属するケルンのフランス人FWアントニー・モデストが、1日に行われたブンデスリーガ第6節のバイエルン戦で決めたゴールについてコメントした。ドイツ誌『キッカー』の日本語版が伝えた。

 王者バイエルン戦では前半終了間際にドイツ代表MFジョシュア・キミッヒにゴールを許し、敵地アリアンツ・アレナで1点を追いかける苦しい展開となったケルン。そんな中で63分、右サイドからMFマルセル・リッセから供給されたセンタリングに、モデストは跳躍から足でボールを蹴り込みに向かった。

 その場面について、チームを率いるペーター・シュテーガー監督はビルト紙に対し「なんで頭で行かないんだ、とイラついたよ」とコメント。だがモデストはその類まれな身体能力を活かして、地元紙『エクスプレス』が「忍者」と形容する滞空時間の長い跳躍から「空手のようなキック」を披露。見事にバイエルンのゴールネットを揺らして見せている。

「ちょっと足がつっちゃったよ」と明るい表情を浮かべたモデストは、「うまく合わせられると思ったよ。練習では時々やっていて、だからリッセが狙ってくると思ったんだ」とコメント。そしてその場面で見せた、“空手キック”について問われると、「大迫から学んだのさ。だって彼は日本から来ているじゃないか」と笑顔をみせた。

 一方の同僚のDFドミニク・ハインツは「驚くしなかいよ」と舌を巻き、またシュテーガー監督も「あれを決めてしまうなんて、もう脱帽だ。(マヌエル)ノイアーも驚いただろう」と賛辞を送っている。

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