先発復帰した香川真司 [写真]=Bongarts/Getty Images
30日に行われたブンデスリーガ第19節で、日本代表MF香川真司の所属する2位ドルトムントは10位インゴルシュタットと対戦。ガボン代表FWピエール・エメリク・オーバメヤンが2ゴールを挙げ、2-0で快勝した。
リーグ後半戦の初戦だった前節では、胃腸炎の影響もあって今シーズン初めて出番のなかった香川は、トップ下で先発メンバーに復帰。55分までプレーしたが、見せ場を作れず、地元紙は軒並み低評価となった。
『Ruhr Nachrichten』紙は、U-20ドイツ代表MFユリアン・ヴァイグルの「5」に続く低評価となる「4.5」を香川につけた(最高1点、最低6点)。寸評では「ボルシアMG戦で低調だったゴンサロ・カストロに代わって先発に復帰。しかしながら、隣のユリアン・ヴァイグル、マティアス・ギンターと同様に、中盤でアクセントをつけることができず、アグレッシブなインゴルシュタットの選手に手を焼いた。それゆえ、55分に(トーマス)トゥヘル監督は香川を下げてカストロを投入した」と、先発起用の期待に応えられなかったことを指摘した。なお、ギンター、コロンビア代表FWアドリアン・ラモスにも同様に「4.5」の低い点数がついている。
また、『Westdeutsche Allgemeine Zeitung』紙は、ラモスに最低点となる「5」をつけ、香川ら3選手にも「4.5」と低い点数を与えた。同紙は、「左サイドハーフで先発も、そこでは全く効果的な動きができず。20分が経過したところで、トーマス・トゥヘル監督から、ポジションを前に移すよう指示が出ると、43分のオーバメヤンへの好クロスのような、試合の動きに顔を出す場面がいくつか見られるようになった」との寸評をつけ、『Ruhr Nachrichten』紙同様に、パフォーマンスが低調だったことを指摘したが、ポジションチェンジにより、ようやく目につく動きが出たと記した。
By サッカーキング編集部
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