バイエルンでプレーするミュラー [写真]=Getty Images
バイエルンでプレーするドイツ代表FWトーマス・ミュラーが、自身の去就について言及した。12日付のイギリス紙『デイリーミラー』などが報じている。
今シーズンのブンデスリーガでここまで17試合に出場し14ゴールを記録しているミュラーには、チェルシーなど多くのクラブが関心を寄せている。マンチェスター・Uが1億2000万ユーロ(約163億円)という高額な移籍金を用意していることも報じられており、動向に注目が集まっていた。
そんな中、昨年末にバイエルンとの契約を2021年まで延長した同選手は、「イングランドからたくさんのオファーがあった」と複数クラブの接触を認めた。その上で、「先日のクラブからの発表は、僕らが一緒にいることを示しているんだ。イングランドからの高額なオファーがあっても、僕はバイエルンを離れない」とプレミアリーグ移籍を否定。クラブへの残留を明言した。
さらにミュラーは、バイエルンが「単なる雇い主以上」の存在であることを明かし、「バイエルンの環境や歴史、文化は全てのクラブが持っているわけではない。それらは刺激的なものだ」とクラブ愛を語った。
シーズン前半を終えてリーグ戦で首位に立ち、チャンピオンズリーグとDFBポカールでも勝ち進んでいるバイエルン。ミュラーは「パフォーマンスやゴール数には満足していない。残りのシーズン、チームに貢献してタイトル獲得に挑戦したいね」と語り、後半戦の更なる飛躍を誓った。
By サッカーキング編集部
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