昨季までレアル・マドリードを率いていたアンチェロッティ氏 [写真]=Getty Images
バイエルンは20日、チームを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が今シーズン限りで退任し、後任にカルロ・アンチェロッティ氏が就任することを発表した。バイエルンのカール・ハインツ・ルンメニゲCEOが、監督交代について述べている。22日付のドイツ紙『ビルト』が伝えている。
インタビューに応じたルンメニゲCEOは、「ヨーロッパの多くのクラブがアンチェロッティを欲しがっていた。彼がバイエルンを率いることに関心があると耳にしていたんだ。だが、この数週間、我々はカルロを確実に手に入れるために本当に大変な努力をしたよ。彼はあらゆる場所で成功してきた人だ。完璧に溶け込むだけのクオリティーがある」と話し、アンチェロッティ氏への絶大な信頼を強調した。
また、今シーズン限りでの退任が決まったグアルディオラ監督については、「ペップからは、新しい挑戦を探していると言われた。別の冒険を望んでいることを、まるで謝罪するかのようだったよ。私は、これから監督とチームが何かを勝ち取るためにさらにハードワークすると確信しているよ」と、今シーズンのタイトル獲得を望むとともに、グアルディオラ監督が新たな挑戦を考えていると明かした。
今シーズンのバイエルンはリーグ戦17試合を終えて、日本代表MF香川真司が所属する2位のドルトムントに勝ち点差8をつけて首位を独走。チャンピオンズリーグでもグループFを首位突破している。
2015年は19日に最終戦を終えており、次節は2016年1月22日に行われるブンデスリーガ第18節ハンブルガーSV戦をアウェーで迎える。