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独紙も絶賛のロングパスで先制点アシスト…香川「狙い通りだった」

2015.09.21

レヴァークーゼン戦でゴールを決めたMF香川真司 [写真]=Borussia Dortmund/Getty Images

 ブンデスリーガ第5節が20日に行われ、日本代表MF香川真司の所属するドルトムントはホームでレヴァークーゼンと対戦し、3-0の勝利を収めた。1ゴール1アシストを記録した香川が試合後にコメントしている。ブンデスリーガ公式サイトが同日に伝えた。

 リーグ戦開幕から5試合連続スタメンの香川は、19分にドイツ人MFヨナス・ホフマンの先制点を演出し、今シーズン3つ目のアシストをマーク。さらに58分には、今シーズン2ゴール目を挙げ、チームに貴重な追加点をもたらした。同リーグ公式サイトは、香川をマン・オブ・ザ・マッチに選出している。

 地元紙『Westdeutsche Allgemeine』紙は、「1人のMFが新たなスタイルの手法を使って、強いインパクトを与えた」「お馴染みの素早い切り返しやショートパスの他にも、とりわけロングパスが効いていた。そこから多くのチャンスを生み出し、ホフマンの先制点も導いた」と香川のロングパスでのアシストを絶賛。

 香川は試合後、そのロングパスについて、「(ホフマンが)見えてました。ただ、ちょっとボールが強いかなという感じはしました」と明かすと、「(ホフマンが)駆け引きして相手のミスにつながったのかなと思います。狙い通りだったので良かったと思います」と振り返った。また、「両サイドバックが高い位置を取った後の裏を狙えということは言われていました」とトーマス・トゥヘル監督からの指示を明かすと、「今日は特にそれを意識をして、うまく先制点につながったのかなと思います」とコメントしている。

 自身のゴールについては、「トラップした瞬間に相手が来ているのが分かって、ブロックされると思いました」と語ると、「うまくタイミング的にずれたり、コロコロシュートにはなりましたけど、入って良かったなというのが率直な感想です」と喜びのコメント。

 1ゴール1アシストを受けて、ドルトムント復帰後最も良いパフォーマンスだったのではないかと問われるが、香川は、「いや、まだそんな感じはしていないです。ベストだと感じることはなかったです」と断言。「ただ、しっかりと無失点で勝ちきれて、良い時間帯にゴールも決められて、そういう流れは良かったと思います」とリーグ戦開幕5連勝を喜んでいる。

 ドルトムントは、これで今シーズンの公式戦で無傷の11連勝を達成。同選手は、「練習もそうですし、試合も楽しくできています。監督が自分たちに自信を与えてくれて、コミュニケーションを取ってくれるので、それがすごく自分たちにとって良い流れにつながっていると思います」と絶好調の理由を明かすと、「ただ、これを続けて、ハードワークをしていきたいと思います」と連勝キープに意気込みを語った。

 ドルトムントは次節、23日にアウェーでホッフェンハイムと対戦する。

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