マインツでプレーする武藤嘉紀 [写真]=Bongarts/Getty Images
マインツに所属する日本代表FW武藤嘉紀がドイツ紙『ビルト』の取材に応じた。
今夏マインツ加入の武藤は、15日に行われたブンデスリーガ開幕節のインゴルシュタット戦で、後半の78分から途中出場しブンデスデビューを果たした。しかし、試合は66分に失点を喫したマインツが0-1で、初昇格のインゴルシュタットに敗れている。
同紙が18日に伝えた内容によると、途中からの出場だった開幕戦について武藤は、「試合に出たらもっと役割を果たさなければならないし、僕もそのつもりでした。けれども失点してしまってからは、少し勢いがなくなってしまいました」と振り返り、「チームを助けたいと思っています。ベストなのはゴールという結果を出すことです」と今後の目標を話したという。
『ビルト』紙はこの発言をした武藤に対して好意的な目を向けているようで、「武藤はインゴルシュタット戦で13分間の出場を許され、左サイドで素晴らしいドリブルを見せた。残念ながら、彼の他のプレーを見ることはあまりできなかったが、いずれにしても彼は自己批判を欠かさない」と記している。
また同紙によれば、武藤は今後もサイドの選手として計算されており、センターフォワードの位置には今夏、2部ハイデンハイムから加入したドイツ人FWフロリアン・ニーダーレヒナー、もしくは今後新たに獲得される選手が起用される見込みであるようだ。