1860ミュンヘンに所属するヴァイグル(左)[写真]=Bongarts/Getty Images
日本代表MF香川真司が所属するドルトムントに、19歳の有望株が加わることになったと28日、ドイツ紙『ビルト』が伝えている。
それによると、日本代表DF長友佑都が所属するインテルや、プレミアリーグのトッテナムも獲得に動いていたと噂される、ブンデスリーガ2部1860ミュンヘンのU-20ドイツ代表MFユリアン・ヴァイグルが、来シーズンからドルトムントでプレーすることが決まったという。移籍金は約250万ユーロ(約3億4000万円)と見られている。
また同紙によると、ヴァイグルがドルトムントを選んだ理由は、同選手のアイドルであるMFスヴェン・ベンダーが所属しているからだという。
現在レヴァークーゼンに所属するMFラース・ベンダー、そしてその双子の兄弟であるスヴェンはかつて1860ミュンヘンの下部組織からプロデビュー。その後ブンデスリーガの強豪クラブへ移籍しドイツ代表に登りつめただけに、ヴァイグルにとってベンダー兄弟は、自分の思い描くキャリアを歩んでいるお手本のような存在だそうだ。
同選手はニュージランドで開催されるU-20ワールドカップに出場した後に、チームへ合流する予定となっている。