2015.05.26

指揮官解任報道のシャルケ、後任は現ベルギー代表監督か元独代表MF?それとも…

シャルケ現監督のディ・マッテオと後任候補のヴィルモッツ、エッフェンベルク、エルガート(左から) [写真]=Bongarts/Getty Images
ドイツ在住。ライター兼サッカー指導者

文=鈴木智貴

 24日、日本代表DF内田篤人が所属するシャルケが、ロベルト・ディ・マッテオ監督を解任するという情報が、『スポーツビルト』など複数ドイツメディアから一斉に報じられた。

 ドイツ紙『ビルト』は、シャルケのマネージャー、ホルスト・ヘルト氏の「まだ最終的な決断には至っていない」というコメントを伝えており、同氏がディ・マッテオ監督と24日13時から長時間にわたって緊急会談を行ったのは確かな様子。残すのは25日早朝、契約解除の紙に同監督がサインをすることだけとされていたが、同日20時(※ドイツ時間)を過ぎてもクラブから公式発表は出されていない。

 そんな中、すでに『ビルト』、地元紙『デア・ヴェステン』は、ディ・マッテオ監督の後任人事について予想を立てている。

 まず、『ビルト』が挙げたのは8名。FW南野拓実が所属するオーストリア1部ザルツブルクとブンデスリーガ2部ライプツィヒでスポーツディレクターを務めているラルフ・ラングニック氏や、昨シーズンと今シーズンで途中登板しシュトゥットガルトの降格危機を救ったフーブ・ステフェンス氏ら、過去にシャルケを率いたことのある人物をはじめ、現役時代に同クラブをUEFAカップ優勝に導いたベルギー代表現監督マルク・ヴィルモッツ氏、アルミン・フェー氏、パーダーボルン現監督アンドレ・ブライテンライター氏、ミルコ・スロムカ氏、シャルケU-19現監督ノーベルト・エルガート氏、元ドイツ代表MFシュテファン・エッフェンベルク氏らを候補者と見ている。

 また同紙によれば「ヴィルモッツこそシャルケが希望する監督」とのことだが、上述のようにヴィルモッツ氏は現在ベルギー代表を率いており、交渉においてそのことが最大のネックになる。

 ただし、『ビルト』がオンラインで行った読者投票によれば、これらのうち最も票が集まったのはエッフェンベルク氏。2012年に日本でのS級に該当するプロ指導者ライセンスを取得し、現在はCS放送局『sky』で解説者を務めている同氏のシャルケ指揮官就任については、これまでにも度々噂が流れていた。ただ、現役引退から約10年経った今に至るまでチームを率いた経験がなく、それを不安視する声があるのも事実だ。

 そして先述の8名以外で『デア・ヴェステン』が挙げた名前は、マイク・ビュースケンス氏、2部に降格したフライブルク現監督クリスティアン・シュトライヒ氏、ザシャ・レヴァンドフスキ氏など。しかし、こちらのオンライン読者調査ではヴィルモッツ氏が18%で最多得票。2番手は15%の「その他」で、U-19ブンデスリーガでシャルケを何度も優勝に導いているエルガート氏が3番目に多い14%を獲得している。また「ディ・マッテオが残るべき」というのはたったの3%で、下から2番目だった。(最低は2%のフェー氏)

 名実ともに欧州トップクラブの仲間入りを目指すシャルケ首脳陣は、数日以内に決断を下すものと見られている。果たしてこの監督人事はどのような結末を迎えるのだろうか。

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